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8年ぶりのリニューアルです

ソニーが動画撮影でも使えるフルサイズα用新レンズ「FE85mm F1.4 GMⅡ」を発表

2024年08月29日 09時00分更新


 ソニーは8月29日に、フルサイズカメラ「αシリーズ」用の新レンズ「FE85mm F1.4 GMⅡ」を発表した。

 前モデルの同GMは2016年発売なので8年ぶりのリニューアルで、AF高速化や駆動音の低減など、動画撮影にも対応している。推定価格は約30万円で、9月3日受注開始、9月20日発売予定だ。

より高解像度で自然なボケを実現
AF速度は3倍速、追従は7倍速
低振動。静音化も実現

 「FE85mm F1.4 GMⅡ」は、完全新設計で、レンズは11群14枚、ナノARコーティングⅡを採用し、ED(特殊低分散)レンズを2枚、超高度非球面XAレンズを2枚搭載し、諸収差を最小限に抑制し、輪線ボケを抑制している。

 AF部は従来のリングタイプ超音波モーターから、直動式リニアモーターになり、AF速度は3倍、動体追従性は7倍に高速化し、120fpsでの動画撮影時も正確でスムーズ、静粛なAFを実現している。

 また、従来モデルより、サイズで13%の小型化と、20%(180g)の軽量化を実現。グリップとの間隔も広がり、指あたりがしにくくなっている。

 操作系では撮影中に不用意に絞り値が変わらないようアイリスロックボタンを搭載。フォーカスホールドボタンは2カ所に搭載する。

 最短撮影距離はAF時85cmで撮影倍率は0.11倍。フィルター径は77mm、サイズは84.7×107.3mmで重量は642gだ。

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