USB-C On-the-Go Multiport Adapter
レアな端子も挿せるドッキングステーション
最後の5つめは、USB Type-C接続ドッキングステーション「USB-C On-the-Go Multiport Adapter」だ。サイズは幅120×60×17mm、重さは約169g。
MacBookとWindows PCのに両対応し、それぞれとUSB Type-C(PD充電/100W)で接続したうえで、HDMI(4K/60Hz)、VGA(1080p/60Hz)、有線LANポート、USB Type-A×2、USB Type-C(充電・映像非対応)、SD/Micro SDカードリーダーなどを利用できる。
ドッキングステーション製品は少なくないが、VGAポートを搭載する製品はなかなかに珍しい。社会人なら、出先の旧型プロジェクターにつなぐような場合に有用かもしれない。
接続に欠かせないUSB Type-Cケーブルは長短2本が付属するので、机上での配置に応じて使い分けることができる。
本体色は「スペースグレー」と「ブラック」の2色展開で、いずれもMacBookに良く合う色だ。ブラックは落ち着いた黒色で統一されていて、スペースグレーは「2-in-1 Foldable Qi2 Wireless Charging Stand」と同様の色調でシルバーとブラックの2トーンで構成されている。
ここまで紹介してきたSatechi製品同様、ミニマルかつスタイリッシュな外観は、クールに過ごしたい社会人の所有欲を静かに刺激してくる。自宅で使うのはもちろんだが、フリーアドレス制のオフィスでも役に立ってくれるだろう。
まとめ:デザインはミニマル。でも機能は捨てない
ここで紹介した5製品を、筆者のワークスペースでセッティングするなら……MacBookAirはクラムシェルモードにし、「USB-C On-the-Go Multiport Adapter」と「2-in-1 Foldable Qi2 Wireless Charging Stand」に接続。
さらに外付けディスプレーにHDMIで接続し、「SM1 Slim Mechanical Backlit Bluetooth Keyboard」をBluetoothで接続してみる。これでミニマルかつ働きやすいデスクワーク環境が誕生する。イヤホンはAirPods Proを購入予定なので、いずれはチャージングスタンドで充電もできることだろう。
社会人なら、リアル会議でMacBookとBluetooth接続した「R2 Bluetooth Multimedia Remote Control」が役立つだろうし、オフィスへ通うときにはiPhoneに「Magnetic Wallet Stand」を吸着させておけば、財布とスタンドを兼ねながらウィークデーのあれやこれをサポートしてくれるはず。
使用してみてとにかく感じるのは、どの製品もミニマル感あふれるデザインでオシャレなこと。「ガジェットはシンプルにまとめたい。でも機能性は捨てたくない」というユーザーにとってまさに最適な製品群であることは間違いない。そんな一品を探しているならぜひ購入を検討していただきたいガジェットたちだ。
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