他人とは違う、でも上質なデスクトップガジェットが欲しい!
コロナ禍によるテレワーク増加を機に、デスクワークができるエリアを自宅に作った読者も多いだろう。そして現在、引き続きテレワークに勤しんでいる人、ゲーミングPCを鎮座させてエンタメを楽しむ空間に変更した人、さまざまいらっしゃることだと思う。
いずれにせよ、長く利用し続けていると「インテリアに統一感を持たせたい」「友人を招いても恥ずかしくない空間にしたい」といった欲求に目覚めがちだ。
そこで今回は、プリンストンが新たに取り扱いを始めた米国・サンディエゴ発のPC・モバイル向けアクセサリーブランド「Satechi」のガジェット製品をたっぷり紹介しよう。机上のガジェットを同一ブランドで統一すると、意外なほどシンプルで機能的な机上空間になるだろう。
公式発売開始! Satechiのガジェット5製品を紹介
今回紹介する「Satechi」のガジェットは計5製品。Bluetoothキーボード、MagSafe対応充電スタンド、Bluetooth多機能リモコン、MagSafe対応iPhoneウォレットスタンド、そしてUSB Type-C接続ドッキングステーション。それぞれ1つずつ紹介していこう。
SM1 Slim Mechanical Backlit Bluetooth Keyboard
ミニマルデザインで機能性も十分
まずはBluetoothキーボードの「SM1 Slim Mechanical Backlit Bluetooth Keyboard」から紹介しよう。サイズは幅308×奥行110×高さ24mm、重さ474gで、テンキーを備えないいわゆる75%キーボード。さらにキートップ以外に余白がほぼない非常にコンパクトな外観となっている。
接続手段はBluetoothに加え、専用USBレシーバーを使った2.4GHz接続にも対応する。Bluetooth×2、USBレシーバー×1、有線×1と、最大4台に同時接続して順次モードを切り替えながら運用が可能。
本体色は「ダーク(グレー×ブラック)」と「ライト(ホワイト×グレー)」の2種類。メインキー(アルファベット、数字、ファンクション、スペースなど)とそのほかのキー(カーソル、Delete、BackSpaceなど)で色分けされている。
今回試用したのはダークなので、そこまでメリハリのある色分けではないものの、ライトの製品写真を見るとなかなかパッキリ色分けされていて、オシャレ度が高く感じる。なおバックライトの点灯も可能だがシンプルな白色発光で、ゲーミングキーボードのようにギラつく多色発光ではない。14種の点灯/明滅パターンが搭載されていて、ユーザーは任意のパターンを選択できる。
バッテリーの充電、および有線接続にはUSB Type-Cを使用。充電ケーブルも付属する。
製品名にあるとおりコンパクトなメカニカルキーボードということで、スイッチは当然メカニカル。茶軸のタクタイルを採用している。押下時には優しめのカチッとした感触がある一方で打鍵音は静か。音・感触が特徴的な「青軸」と静音性に優れた「赤軸」の中間的な立ち位置で、タイピングにもゲームプレイにも適しているだろう。
ちなみに「ファンクションキー+P」でWindowsモードに、「ファンクションキー+O(オー)」でMacモードに切り替えられる。3個のWindows対応キートップも付属しているので、適宜交換すればWindows PCでも混乱せず運用できる。具体的にはOptionキーとWindowsキー、そして左右のCommandキーとAltキーを交換可能だ。
筐体はアルミニウム製で剛性も高く、タイピング時のたわみもほとんど感じない。底面には折り畳み式の脚を備え、好みの角度でタイピングできるところも好ポイント。
茶軸の打鍵感も良好で、しっかり打鍵感があり、日々の作業でMacの浅めのキータッチに物足りなさを感じているような人にもぜひ触っていただきたいもの。
またロープロファイルで外観もスリム。主張し過ぎないから、ミニマル感を求めつつ実用性も兼ね備えたキーボードを探している人におすすめできる1台だ。
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