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50GB超え「NBA 2K22」でも超余裕! ついに出た「Samsung microSD EVO Plus 1TB」でもうNintendo Switchの容量は気にしない

2024年09月05日 10時00分更新

「NBA 2K22」は50GB超えで、もはや本体内蔵ストレージではムリ

写真は有機ELモデル。スタンドの裏側にmicroSDカードスロットがある

 さっそくSwitchに挿してプレイしてみた。プレイしたゲームは50GB超えの「NBA 2K22」(テイクツー・インタラクティブ・ジャパン)。2021年に発売されたタイトルだが、Switchとしては異例の50GB超えのため、本体内蔵ストレージのみではプレイするのが難しい作品だ。9月6日に「NBA 2K25」が発売されるが、60GB以上の容量が必要なため、楽しみにしている人はmicroSDカードが必須だ。

「NBA 2K22」の容量は50.1GB。ただし、本体に保存する際にセーブデータなどの保存領域として2.1GBが必要で、実質52.2GB以上の空きが必要。キャプチャーしていた画像と動画も移動して、ギリギリ確保できた

 まず、microSDカードを挿す際は電源を落としてから行なおう。電源入れっぱなしだと、再起動を促される。ストレージの管理は、「設定」の「データ管理」で行なう。本体内蔵ストレージからmicroSDカードへ移動するなら、「本体保存メモリー」からゲームタイトルを選んで実行するだけだ。

「設定」の「データ管理」で、本体とmicroSDとの間でゲームの移動ができる

 ニンテンドーeショップでダウンロード購入した場合は、microSDカードが挿さっていれば、自動的にmicroSDカードへ保存される。もし本体内蔵ストレージでプレイしたいのであれば、データ管理で移動させる必要がある。

 また、Switchには動画や画像をキャプチャーする機能がある。この保存先もmicroSDカードを挿した場合は自動的にmicroSDカードへ保存されるようになる。もし、続けて本体内蔵ストレージに保存したい場合は、「設定」の「画面写真と動画の管理」から指定できる。

 ただし、本体内蔵ストレージでの保存数は画像が最大1000枚、動画は最大100本までだが、microSDカードでは画像が最大1万枚、動画は最大1000本と10倍保存できるため、microSDカードを利用するほうが得策だ。ちなみに、動画は1本約19MB、画像は250KBなので、単純計算で最大容量は、動画が約19GB、画像が約2.5GBということになる。

画像と動画の保存先は、どちらか選べる

 すでに保存されている動画や画像のコピーや一括削除も「画面写真と動画の管理」から行なえるため、本体内蔵ストレージに残したくない場合はここから実行しよう。

 さて、実際に本体内蔵ストレージとmicroSDカード(Samsung microSD EVO Plus)でゲームのロード時間が違うのかチェックしてみた。チェックに当たっては、ストップウォッチを使っての手動計測で、3回計測した平均値を結果としている。計測したのは、ゲーム起動からタイトル画面になるまでの「起動時間」と「Quick Play」を選択してオープニング画面が表示されるまでの「ゲームロード時間」の2つだ。

「NBA 2K22」のロード時間の結果

 結果は、起動時間がSamsung microSD EVO Plusが約38.1秒、本体内蔵ストレージが約38.3秒とほぼ誤差の範囲内。ゲームロード時間はSamsung microSD EVO Plusが約25.7秒、本体内蔵ストレージが約24.3秒と約1.4秒差がついた。ただ、こちらもごく僅かな差なので、違和感なくプレイできるはずだ。

 続いて、もう1つ5月23日に発売された「ペーパーマリオRPG」(任天堂)もロード時間を確認してみた。こちらは、5.1GBとSwitchとしては標準的なサイズで、場面転換のロード時間も比較的短くサクサクとプレイできる。ゲームを起動してからオープニングムービーが表示されるまでの「起動時間」と、ゲームのロードからプレイできるまでの「ゲームロード時間」の2つを計測した。

「ペーパーマリオ」のロード時間の結果

 結果は、起動時間がSamsung microSD EVO Plusが約20.5秒、本体内蔵ストレージが約20.1秒とほぼ誤差の範囲内。ゲームロード時間はSamsung microSD EVO Plusが約7.4秒、本体内蔵ストレージが約7.3秒とこちらも誤差の範囲だった。どちらのストレージでプレイしてもそん色なく楽しめる。

利用頻度と予算に合わせて選ぼう

 Samsung microSD EVO Plusの1TBモデルはAmazonで1万7980円。正直、Switchでこの容量が必要かどうかは、どの程度ゲームをプレイするかによるが、今後もゲームの大容量化される可能性はゼロではなく、備えあれば憂いなし。余裕を持って大容量を購入しておけば、Switchだけでなくほかのことにも活用できる。

 Samsung microSD EVO Plusには、ほかにも64GB(1599円)、128GB(1980円)、256GB(3480円)、512GB(8480円)がある(価格はいずれもAmazon)。Switchには256GB以上がおすすめで将来性と予算に合わせて購入してほしい。

 なおAmazonでは、9月12日まで対象のSwitchのゲームソフトとSamsung microSD EVO Plus(128GB/256GB/512GB/1TBが対象)を同時に購入するとmicroSD EVO Plusが10% OFFとなるキャンペーンを実施している。対象のソフトや割引条件はキャンペーンページを確認しよう。

 
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