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サムスンが、グラスなしで立体視可能な「Odyssey 3D」をグローバル発表

2024年08月23日 13時40分更新

 サムスン電子は8月21日、ドイツ開催のGamescom 2024に合わせて、ゲーミング向けディスプレー「Odyssey 3D」を発表した。アイトラッキングとビューマッピングにより、3Dグラスなしの裸眼3D表示に対応する。

 Light Field Display(LFD)技術により、2Dコンテンツから3D映像を作り出セる。フロントパネルには見る角度によって見え方が変わるレンティクラーレンズを装備、視線に合わせて制御することで偏光メガネなどがなくても3D映像を楽しむことができる。左右それぞれの目線はステレオカメラで認識する。ソニーの空間再現ディスプレイなどに近い仕組みのようだ。

 3Dモードと2Dモードはシームレスに切り替えられる。パネルサイズは27インチと37インチがあり、4K表示に対応。応答速度は1ms(GTG)、165Hz駆動に対応。高さ調整が可能なスタンド、チルト調節、FreeSync Premium、DisplayPort 1.4、2系統のHDMI 2.1入力端子を装備している。

 有機ELパネルを搭載する「Odyssey OLED」シリーズも拡充。32:9で5120×1440ドット、240Hz駆動、1800Rの湾曲ディスプレー「Odyssey OLED G9」シリーズ(G95SDとG93SD)や「Odyssey OLED G8」(G855D:34インチ、UHD解像度、240Hz駆動)なども投入予定。

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