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ヒョンデのEV「KONA」にスポーティーな「N Line」が追加されたので違いをチェック!

2024年08月24日 15時00分更新

外観が大きく変わったヒョンデ「KONA」
スポーティーな「N Line」が日本初導入

ヒョンデ

KONA N Line

 韓国の自動車メーカー・ヒョンデ(現代)が昨年日本に導入したコンパクトSUV「KONA」に、高性能ブランド「N」の流れを汲むスポーティーグレード「N Line」が加わった。価格は506万円で、すでに販売が始まっている。ちなみに、グローバルではヒョンデの様々なラインナップにN Lineが用意されている。

 今年6月に日本で発売されたスポーツEVの「IONIQ 5 N」。電気自動車にもかかわらず、変速ショックやエンジン回転数などを擬似的に表現し、EV時代でも楽しいクルマ作りを目指したクルマだった(EVなのにドリフト!? 変速ショックもあるヒョンデ「IONIQ 5N」に新 唯も興奮!

 今回発売されたKONA N Lineは、IONIQ 5 Nのようなぶっ飛びっぷりはないが、主にデザインがよりダイナミックに変更された。なお、モーター出力や足周りなどの基本性能はベースモデルのKONAと同じだ(ヒョンデのコンパクトEV「KONA」はサイズも走りも日本の道路事情をよくわかっている)。

 どの部分が変化したのかを写真で紹介しよう。

KONA N Lineだけの専用装備

■N Line専用デザインフロント&リアバンパー

 ベースモデルはバンパーまで同一色だったので、ややのっぺりしたイメージになっていたが、バンパー部分を黒にすることによって、全体が引き締まった。なお、このバンパーを装着することで、全長が4335→4385mmと約5cm伸びた。それ以外のボディーサイズはベースモデルと同じ。

ヒョンデ
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ベースモデルのKONA

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ベースモデルのKONA

■N Line専用ウィングタイプリアスポイラー

 なんとウィングが付いた! これがあると一気にスポーツっぽくなるが、空力的にどうなのかは不明。

ヒョンデ
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■N Line専用デザイン19インチアルミホイール

ヒョンデ
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ベースモデルのKONA

■N Line専用本革巻ステアリングホイール

 ステアリングは本革巻で滑りにくくなり、赤いステッチが入ってスポーティーさが増している。

ヒョンデ
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ベースモデルのKONA

■N Line専用アルカンターラ+本革コンビシート

 シートがアルカンターラ素材と本革を組み合わせたものに。座り心地などが向上し、背中がムレにくくなった。

ヒョンデ
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ベースモデルのKONA

■N Line専用インテリア(Nロゴ、レッドカラーアクセントなど)

 いたるところに赤いラインが入り、黒ベースのインテリアにしっかりアクセントができている。

ヒョンデ
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 このほか、ブラックアウトドアミラーカバーやN Line専用メタルドアスカッププレートなども追加されている。

 エクステリアカラーはアビスブラックパール、アトラスホワイト、エコトロニックグレーパール、アルティメットレッドメタリック(今回の試乗車)の4色が用意されているが、黒や赤のラインが取り入れられたことで、全体的に引き締まった印象を受けた。

ヒョンデ

 クルマの乗り心地などは足周りが適度に柔らかく、左右のロールも絶妙、スポーツモードだとクルマのキャラが変わるほど爆速になるなど、非常に気に入りました。ワンペダル動作も良い感じの加減速で、インテリアに安っぽさはない。全幅1825mmをコンパクトと呼んでいいのかどうかはさておき、そのぶん車内も広いし、ベースモデルですでに完成度は高い。

 ベースモデルの価格は399万3000円~と400万を切る(さらに補助金も出る)。このN Lineとの価格差は約100万円となかなか悩ましいが、スポーツっぽさを求めるならN Lineを選んだほうがいいだろう。

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