ショートムービーのような機内安全ビデオ
人気が高いのはニュージーランド航空。「ハリウッドで撮ってみた」編や「飛べない鳥“タカヘ”の大冒険」編といったストーリー性のあるものから、ラグビーのオールブラックスが登場する「オールブラックス航空」編、さらにニュージーランドの伝統や自然をモチーフとした「マオリの神話」編などなど。どれも観ていて退屈しないクオリティーです。
■ニュージーランド航空機内安全ビデオ 「ハリウッドで撮ってみた」編(URL)
■ニュージーランド航空機内安全ビデオ「飛べない鳥“タカヘ”の大冒険」編(URL)
■ニュージーランド航空機内安全ビデオ「オールブラックス航空」編(URL)
■ニュージーランド航空機内安全ビデオ「マオリの神話」編(URL)
ミュージカルや楽しいダンス仕立ての楽しい機内安全ビデオ
ストーリー仕立てでは、かつてVirgin Americaで上映されていた機内安全ビデオも評価が高く、全編ミュージカル仕立てで、飛行機での旅がさらにワクワクするような作品になっています。またマレーシア航空の機内安全ビデオもミュージカル仕立てで、安全面だけでなくマレーシアの多様なカルチャーを表現しています。
■Virgin America Safety Video(URL)
■Malaysia Airlines Safety Video(URL)
これから始まる旅先の体験を想像できる機内安全ビデオ
機内安全ビデオでは、その国の魅力をアピールする役割を担っていることも多く、ウズベキスタン航空では砂漠での生活や文化をモチーフにしていたり、ハワイアン航空では、ハワイの美しい自然を背景とした映像が楽しめます。
■Malaysia Airlines Safety Video(URL)
■Hawaiian Airlines In-Flight Safety Video (URL)
KLMオランダ航空の機内安全ビデオでは、オランダの伝統的な陶器「デルフト焼き」を使って、1000枚以上の陶器をコマ撮りしたビデオを作成。こちらはメイキングビデオもYouTubeにアップされているので、合わせて観るころでより理解を深められます。
■KLM Flight Safety(URL)
機内安全ビデオは、緊急時に乗客が慌てず対処できるよう、航空会社としては必ず観て欲しいもの。それゆえに各社とも楽しんで観られるように工夫しているわけです。しかもほとんどの航空会社は数年で新しいビデオに切り替えてしまうため、乗客としてはもしかしたら、一生で1回しか観られない可能性もあるわけです。みなさんも飛行機に乗る際は是非、旅の思い出のひとつとして「機内安全ビデオ」をしっかりと観ておきましょう!
この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)
世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります