インテルが、秋葉原のPCショップを巡ってポイントを獲得するイベント「インテルPCマイスターを探せ!in 秋葉原」を開催した。
秋葉原の上級マイスター在籍店舗を中心に、各店舗の制服やその他仮装などを織り交ぜたTOPマイスターが店舗に出現。TOPマイスター/上級マイスターを見つけて指定ハッシュタグをつけてSNSに投稿するとポイントを獲得でき、獲得ポイントに応じて抽選で賞品をもらえるというイベントだ。
撮影するものによってポイントが異なり、上級マイスター在籍ステッカーは1ポイント、上級マイスターの首掛けストラップと認定ピンバッジは2ポイント、TOPマイスターのゴールドピンバッジは3ポイントを獲得できた。
抽選会場では親子でPCを作る体験会を実施
抽選会場では「親子カスタムPC体験」が同時開催された。事前応募に当選した計16組の親子が、バラバラの状態のPCパーツを組み上げてPCを完成させる体験会に参加した。PCが完成すると親子から笑顔がこぼれたのが印象的だった。PCに興味を持ってくれる世代が増えるのは実に喜ばしい限りだ。
抽選会場に展示されていたマザーボードメーカー各社のカスタムPC
インテル本部長の上野氏がパーツショップを視察
イベントの合間に、インテル株式会社マーケティング本部長の上野晶子氏が秋葉原のパーツショップを視察。店長やインテルPCマイスターと最近の動向や流行などについて意見交換した。
カスタムPCとしっかり向き合う上野氏の姿勢からは、インテルがPCパーツ業界を盛り上げようとする強い意思を感じた。上野氏は新しいユーザー層の開拓に尽力しており、親子や女性などこれまであまりPCに興味を示さなかった人たちに対してもカスタムPCを訴求しており、今回の「親子カスタムPC体験」もその一環で実施したものだという。
メーカー自らが新たな客層を切り開いていき、PCパーツ業界を盛り上げようとしている。PCパーツ業界は下火だと言う人が多いかもしれないが、インテルの上野氏と協賛マザーボードメーカーの各担当者の取り組みは、日本のPCパーツ業界の未来を変えるかもしれない。取材を通じてそれを感じ取れた。
アスキーの自作PC大好き集団「ジサトラ」もこの流れに乗り、PCパーツ業界をより一層盛り上げていくよう努力していきたい。上野氏の活動を見て、ジサトラメンバーの一員ある筆者も目が覚めた思いである。
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