20秒間全開になるスイッチも搭載!
シフトレバーはタイカンと同じに
ステアリングホイールにはポルシェらしく、走行モード切替スイッチを用意。オフロード、ノーマル、スポーツ、スポーツプラスの4種類を用意します。中央にはスポーツレスポンススイッチがあり、20秒間だけハイパワーモードで走行できます。
クルーズコントロールはフォルクスワーゲン系らしくステアリングコラムに操作スイッチを配置。アダプティブ+ハンドル支援でロングドライブもラクラクです。
ただ、今までのポルシェと違い、パワースイッチがボタン式へと変更。右側に配置するのは今までと変わりません。
また、タイカンと同じようにメーターパネルが左下に配置されています。この手のスティック式は「走行モードがどこに入っているのか」が、慣れるまでは分かりづらかったりします。
そのため幅広のセンターコンソールはスッキリした意匠へとなりました。グロスブラック仕上げであるため、指紋が目立ちやすいのが難点です。スマホトレイはワイヤレス充電に対応。素晴らしいのは手首を捻らずに置ける縦置きタイプで、さらに充電中の発熱を抑えるべく、送風口が設けられていること。
12.3インチのインフォテインメントディスプレイはダッシュボードよりも下側につけられているため、前方視界は良好。「Hey Porsche」と声で指示を出すだけで、ナビゲーション、音楽、エアコン、アンビエントライトなど、車両のあらゆるものをコントロールできます。もちろん行きたい場所を伝えると、リアルタイム交通情報を考慮にいれた最適なルートを選択できます。
助手席にもインフォテインメントディスプレイを取り付けることができ、動画ストリーミングサービスを使っての映画鑑賞も可能だそう。スマホ連動も良好で、問題なく動作しました。なお、ポルシェはApple CarPlayを介してラジオやエアコンを直接操作できるようになる次世代CarPlayの先行導入をコミットしていますが、カイエンには搭載されなかった様子。おそらくEV化する新型マカンからスタートするのではないでしょうか。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります