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FIIO、独自開発の24bit R2R DACを搭載するDACアンプ「K11 R2R」

2024年08月09日 13時15分更新

DAC アンプ

 エミライはFIIOより、24bit R2R DAC技術を採用したUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプ「K11 R2R」を8月23日に発売する。直販価格は3万3000円。カラーはブラック、シルバー、レッドの3色(レッドのみ後日発売)。

 本製品は、FIIOが新たに開発した4チャンネルフルバランス構成ディスクリート型24bit R2R DAC回路を搭載したDACアンプ。

 オリジナルのサンプリングレートを維持するNOSモード(ノンオーバーサンプリング)と全体を384kHzの高サンプリングレートにアップサンプリングするOSモード(オーバーサンプリング)の2つのモードを搭載する。

 3段階のゲイン調整を備え、さまざまなイヤホン・ヘッドホンで再生できる。

DAC アンプ

 ボリュームコントロールチップに「NJW1195A」を採用。4つの入力と2つの出力セレクタを備え、低歪、低ノイズを特徴とし、より精密な音量調整が可能になる。

 電源には17個の低ノイズLDO精密レギュレーターと2個のDC-DCコンバーターを採用。外部カスタム12Vスイッチング電源と組み合わせることで、電源の純度を保ち、出力ををサポートする。また超低ESRと優れたノイズ耐性を兼ね備えた電解コンデンサーが、安定かつ純度の高い電源を提供する。

 本体前面には液晶ディスプレーを搭載。サンプリングレート、音量、ゲイン、出力モードなどの情報を表示する。

DAC アンプ
「K11 R2R」の主なスペック
SoC GD32F303RET6
DAC 独自開発ディスクリート型24ビットR2R DAC
デジタル入力 USB Type-C ×1
RCA同軸 ×1
TOS光 ×1
デジタル出力 RCA同軸×1系統(RCA同軸入力と排他)
ヘッドホン出力 4.4mmバランス ×1
6.35mmシングルエンド ×1
対応サンプリングレート PCM 384kHz/24bit
DSD 256 (Native)
ヘッドホン推奨インピーダンス 8~350Ω
出力インピーダンス PO<1Ω(32Ω負荷)
出力 460mW (シングルエンド, 32Ω負荷時 / THD+N<1% / ハイゲイン時)
50mW (シングルエンド, 300Ω負荷時 / THD+N<1% / ハイゲイン時)
1300mW (バランス, 32Ω負荷時 / THD+N<1% / ハイゲイン時)
220mW (バランス, 300Ω負荷時 / THD+N<1% / ハイゲイン時)
周波数応答 20Hz~50kHz(-0.2dB)
S/N比 115dB以上 ( A-weighted)
THD+N 0.025% (ライン出力時 / 1kHz / 10kΩ)
ノイズフロア 7.2uV未満 (シングルエンド, A-weighted)
14.1uV未満 (バランス, A-weighted)
寸法 147x32.3x133mm
重量 約420g
付属品 ACアダプタ
電源ケーブル
USB Type-A to Cケーブル
6.3mm to 3.5mm変換アダプター
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