週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

とんでもなく軽い

脳がバグる薄さ&重さ! モバイルディスプレー「VAIO Vision+ 14」が欲しいんです

■厳密な色調整用途以外なら十二分な画質です

 ディスプレーの画質については、輝度が400cd/m²と十分に明るく、視野角も真横から判別できるぐらい広いです。色域についてはカラーキャリブレーション機器で実測したところ、sRGBカバー率は99.8%、AdobeRGBカバー率は77.4%、DCI-P3カバー率は80.9%となりました。スペックどおりの色域ですね。欲を言えば、今後OLED搭載モデルなどが追加されるのにも期待したいところですが、クリエイティブワークでよほど厳密な色調整などの作業をしないのであれば、実用上十二分な画質を備えていると言えます。

ディスプレー表面はアンチグレア(非光沢)仕様なので、照明などの映り込みはほとんど気になりません

上下178度/左右178度と視野角が広いので、複数人での作業でも十二分な視認性を得られます

実測したsRGBカバー率は99.8%、sRGB比は110.0%

AdobeRGBカバー率は77.4%、AdobeRGB比は81.6%

DCI-P3カバー率は80.9%、DCI-P3比は81.1%

というわけで完全に買いたくなっている私は、最終的に全くデジタルに興味の無い「妻」に、購入してもよいかを聞くことにしました。以下は妻とのやりとりを記しておきますので、家庭に報告が必要な迷えるガジェッター達の何かの参考になれば幸いです(参考にならないかもしれません)。

■妻へのプレゼンの記録

私 「VAIO Vision+ 14」ってモバイルディスプレーを買いたいんだけど?(製品を見せる)
妻 え? 軽い! このディスプレー本物?
私 でしょ! これは世界最軽量の携帯用ディスプレーで、重量は約325g。しかもボディーはカーボン製!
妻 好きだねぇ、カーボン。でも高いんじゃないの?
私 ……直販価格5万4800円だね。
妻 普通のディスプレーっていくらくらいなの?
私 (Amazonで検索しながら)……1万円から2.3万円ぐらいだね。
妻 (Amazonの検索結果を見ながら)……え、これ、高すぎない?
私 でも、約325gなら通勤で毎日携帯できるよ!
妻 いつも家にいるよね?
私 いや、そのとおりなんだけども、(展示会で)1日取材するときって、ちょっとでも荷物が重いと本当にしんどいんだよね。
妻 取材帰り、いつもびっくりするくらい疲れているもんね。身体のためなら買ってもいいけど、ひとつ聞かせて。
私 なに?
妻 いまのパソコン、画面が2つあるやつだよね。3つ目の画面はなにに使うの?
私 「X」!
妻 ええぇ……?

訂正とお詫び:初出時、カバースタンドの組み立て写真に一部、誤りがありました。正しい組み立て方は公式マニュアル(https://support.vaio.com/userguide/VJ5VP141/start05.html)(https://solutions.vaio.com/5200)をご確認ください。(2024年8月20日)
カバースタンドの組み立て写真を正しいものに修正しました(2024年8月24日)

この記事を書いた人──ジャイアン鈴木

 EYE-COM、TECH Win、TECH GIAN、PDA Magazine、DIGITAL CHOICE、ログイン、週刊アスキー、週アスPLUSと主にPC系メディアで勤務。2015年1月よりフリーの編集兼ライターとして活動を開始した。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事