地図アプリでルート検索したり、翻訳アプリで現地の人と会話をしたり、ライドシェアやタクシーアプリで移動したりと、普段の生活以上に海外旅行中はスマートフォンに頼るシーンが多々あります。海外旅行中にスマートフォンを使う場合、その多くの機能はインターネットに接続できてこそなので、現地でも日本に居るときと同じように、モバイル回線での通信ができるようにしたい。
ところが、最近は現地でプリペイドSIMを購入する機会はめっきり減りました。というのも、ahamoと楽天モバイルを回線契約していれば、海外に行っても無料でローミングによるデータ通信ができるからです。
ahamoなら20GBぶん無料で使える
特にahamoは契約している20GBぶんを海外でも使えるため、 数日の滞在ならほとんど容量を気にせずに通信できます。5Gでつながる国も増えてきていて、最近は日本で使うよりも快適なことすらあります。
渡航先が非対応の場合はどうする?
というわけで、数日間の短期滞在や海外での乗り継ぎ時には、ahamoや楽天モバイルに頼っているのですが、まれに対応していない国があります。今年訪れた国では、スリランカとフランス領ポリネシア(タヒチ島など)がそうで、ahamoと楽天モバイルともに非対応国でした。
この場合は現地のプリペイドSIMを買うのがコストパフォーマンス的にはいいのですが、グループ旅行などで団体行動の場合は空港で購入する時間がなかったりもします。また、ahamoや楽天モバイルに慣れてしまうと、飛行機が着陸したらすぐにインターネットへつなぎたくなっちゃうんですよね。
そこで、ahamoや楽天モバイルが使えない国に行くときには、複数国のモバイル通信プランを取り扱っているeSIMサービスを利用して、事前に購入しています。ちなみに、この手のサービスを単に「eSIM」とだけ言う人が増えています。ですが現地通信キャリがカウンターで販売しているプリペイドSIMもeSIMで提供しているケースも増えており混同しやすいため、自分はひとつのブランドで複数の国のモバイル通信プランをeSIMで取り扱っているサービスを「トラベルeSIM」と言うようにしています。特に業界団体で決まっているわけではありませんが……。
そんなトラベルeSIMも数多くのサービスがあり、どれを選んでいいか悩むところ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります