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MSIがセール開催中!この夏に自作PCパーツを買う人はツイている

サマーセールを活用すれば同じ予算でGeForce RTX 4070を4080にできないか考えてみた

2024年08月02日 11時30分更新

文● 石川ひさよし 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

ケース:MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW。通常価格は2万3980円だが、セール価格は1万8580円。5400円ほどお得に買える

CPUクーラー:MAG CORELIQUID E360。通常価格は2万2980円だが、セール価格は1万7980円。5000円ほどお得に買える

電源:MAG A1000GL PCIE5。通常価格は3万980円(同)だが、セール価格は2万980円。1万円ほどお得に買える

セール価格小計値引き額
通常価格小計 セール価格小計 値引き額
12万5920円 9万5020円 3万900円

 欲をかいた結果、目標の2万円よりも大きな値引き額となったがあくまで参考だ。たとえば浮いた1万円分をCPUやメモリ、ストレージといった部分に充ててもよいし、上記4パーツから割引額が2万円になるよう組み合わせを選ぶのもよい。ビデオカードがGeForce RTX 4080 SUPERクラスなのでIntel Z790マザーボードを組み合わせたが、人によってはオーバースペックに感じる方もいるだろう。Intel B760モデルに換えて全体の予算を抑えつつ、ほかの3パーツでビデオカードのステップアップ予算を確保するといった選択もよい。

 このほかOS、CPU、メモリ、ストレージを組み合わせればゲーミングPC一式が構成できる。GeForce RTX 4080 SUPERクラスと組み合わせるオーソドックスな構成の例を挙げると……

そのほかのパーツ価格
パーツ 製品名 実売価格
OS Windows 11 Home 1万8000円
CPU Core i7-14700KF 6万1000円
メモリ DDR5-5600 32GB 1万6000円
SSD NVMe 1TB 1万5000円

……このようなプランはいかがだろうか。

 通常価格+GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16G GAMING X SLIM WHITEで試算すると総額40万2920円。セール価格の特選パーツ+GeForce RTX 4080 SUPER 16G VENTUS 3X OCで総額39万2020円だ。参考のためパーツリストとしてまとめておこ う。

最終的なパーツリスト
通常価格プラン セール活用ステップアッププラン 差額
総額 40万2920円 39万2020円 -1万900円
OS Windows 11 Home 1万8000円 Windows 11 Home 1万8000円
CPU Core i7-14700KF 6万1000円 Core i7-14700KF 6万1000円
マザーボード MAG Z790 TOMAHAWK MAX WIFI 4万7980円 MAG Z790 TOMAHAWK MAX WIFI 3万7480円 -1万500円
メモリ DDR5-5600 32GB 16000 DDR5-5600 32GB 16000
ビデオカード GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16G GAMING X SLIM WHITE 16万7000円 GeForce RTX 4080 SUPER 16G VENTUS 3X OC 18万7000円 +2万円
ストレージ NVMe 1TB 1万5000円 NVMe 1TB 1万5000円
ケース MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW 2万3980円 MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW 1万8580 -5400円
CPUクーラー MAG CORELIQUID E360 2万2980 MAG CORELIQUID E360 1万7980 -5000円
電源 MAG A1000GL PCIE5 3万980 MAG A1000GL PCIE5 2万980 -1万円

 この構成にコメントしておこう。まずCore i7の組み合わせでGeForce RTX 4070 Ti SUPERやGeForce RTX 4080 SUPERといったハイエンドGPUの性能を引き出す。そしてケース、CPUクーラーはゲーミング向けデザインかつMSIで揃えることで統一感も出している。Intel Z790マザーボードで各パーツの性能を引き出しつつ、メモリ、ストレージも(予算的に最速クラスではないが)標準と言える性能・容量で価格を算出している。このプランどおりなら当初の予算よりも1万円ほど安く抑えられているので、そこは増量したい部分に充てるもよしだ。一方、先でも触れたが、今回ピックアップしたセール対象製品4つは、目標が2万円なのでひとつないし2つをより安価なものに変更すれば全体の予算を(少し)抑えられ、あるいはこだわりパーツに変更することでルックスや性能など満足度を向上させられるだろう。今回の例を参考に、サマーセールを存分に楽しんでいただきたい。

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