楽天モバイルと日本郵便は、8月1日から全国のおよそ500局の郵便局に、オンラインでのスマホ相談窓口を開設することを発表した。
本取り組みは、総務省の「令和5年度補正予算デジタル活用支援推進事業」の一環として実施されるもの。スマホ相談窓口は、携帯ショップがない地域や、島、山間部、過疎地域を中心に展開する。
楽天モバイルの健康寿命延伸をサポートするサービス「楽天シニア」によるオンラインスマホ教室のノウハウと、日本郵便の全国ネットワークを活用し、これまでカバーできていなかった地域のデジタル活用支援を目的として開催する。
スマホ教室は、平日10時~17時(最終受付16時)に開設。受講料は無料で、原則事前予約制となる。来局者は、郵便局社員が接続したタブレットを通じて、オンラインでスマホ教室を受講できる。教材を用いた講習会形式で行われ、一部の郵便局以外の公共施設でも実施される予定だ。詳細および開設対象郵便局については、楽天シニアの公式ウェブサイトで確認できる。
楽天モバイルと日本郵便は、2022年8月から2024年3月まで、愛媛県内で「愛顔(えがお)のスマホ相談窓口」を設置し、8800回以上の利用実績を記録した。両社は今後も、「誰一人取り残されない 人に優しいデジタル化」を体現し、デジタル活用支援の推進に努めていくとしている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります