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半開きでも全開でもOK! 折りたたみスマホのサムスン「GALAXY Z Fold6」で楽して猫撮影

2024年07月31日 12時00分更新

折りたたみスマホのよさはローアングル撮影が楽なこと。パカっと半分だけ開いて撮れば、無理な姿勢にならずとも床猫を撮れる。2024年7月 サムスン GALAXY Z Fold6

 夏のスマホカメラ猫シリーズ第2弾は、サムスンの「GALAXY Z Fold6」。折りたたみスマホなんだけど、この「折りたたみ」が猫撮りにいいのだ。

ちょっとだけ開いたGALAXY Z Fold6。カメラは見てのとおり、超広角・広角・望遠の3連構成だ。

 折りたたみスマホのよさは、半開きにあり。こんなふうに半開きのままちょんと置くと、お手軽ローアングル撮影。ワイヤレスのペンをリモコンにも使えるので、猫と遊びながら撮れたりするのだ。楽して撮ってすみませんって感じ。

ちょっと開いて山型にセット。こうすると自立するし、裏面のディスプレー(カバー画面と呼んでいる)を使えば、手で持たなくても撮れるのだ。

床置きで楽して撮ったうちの黒猫。スマホで飼い猫を撮るときは、ポートレートモードで背景をぼかすのがおすすめ。2024年7月 サムスン GALAXY Z Fold6

 で、パカっと開くと内側の画面に切り替わる。なので、こんな置き方をしてもよし。

床猫を撮るときはこういう使い方もあり。画面を見下ろして撮れるので楽チン。

あ、撮ろうとしたら目の前を横切られた……ので、カメラを広角に切り替えて、横切る猫を撮ってみた。床すれすれから猫見上げ。2024年7月 サムスン GALAXY Z Fold6

 冒頭写真もこれで撮ったもの。これもまた楽して撮ってすみません、だな。

 もちろん、手で持って撮ってもOK。

キャットタワーでくつろいでるキジトラをローアングルで撮る技。

撮ってるのがバレた。縁に顎を乗せて睨むところもまたよし。2024年7月 サムスン GALAXY Z Fold6

 撮ってたら、横から「気持ちよさそうに寝てんじゃねーよ」っていきなりツッコミを入れられてたので、すかさず。単に遊んでほしかったのだろうけど、ツッコミにしか見えないのだった。

遊んでほしい子がいきなりやってきてペシッ。ツッコミを入れたようにしか見えません。2024年7月 サムスン GALAXY Z Fold6

 さらに、全開にしてカバー画面を使うと、高画質なアウトカメラを使った自撮りもできる。猫を撫でながら猫自撮りである。

とても人懐こいお寺の猫。こちらにお尻を向けてちょこんと座ったので、スマホを猫の前に伸ばして自撮りである。2024年7月 サムスン GALAXY Z Fold6

 最後は、外猫撮影で締めよう。

 駐車場で出会った猫。真夏の猫は日陰になって風通しがいい車の下で休んでいるもの。目が合ったので、端末を半分開いてローアングル撮影。

車の下で涼んでたキジシロを、しゃがんで猫目線撮影。膝をついて撮ったら砂利が膝に食い込んで痛かった。2024年7月 サムスン GALAXY Z Fold6

 個人的にはこんなふうにいろんな撮り方ができる自由なスマホって好きなのだけど、気軽な猫撮りスマホ……というには、さすがにちと高価。GALAXY Z Fold6は25万円以上するのでおいそれとはおすすめできないけど、もしこの幅広い使い方ができるハイエンド機を持っている猫飼いの人がいたら、ぜひいろんなアングルで猫とお戯れくださいませ。

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筆者紹介─荻窪 圭

 
著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系フリーライター兼猫カメラマン。今はカメラやスマホ関連が中心で毎月何かしらのデジカメをレビューするかたわら、趣味が高じて自転車の記事や古地図を使った街歩きのガイド、歴史散歩本の執筆も手がける。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『古地図と地形図で楽しむ東京の神社』(光文社 知恵の森文庫)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く』(山川出版社)など多数。Instagramのアカウントは ogikubokeiで、主にiPhoneで撮った猫写真を上げている。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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