アップルが、この秋にリリースを予定しているiPhone向けOSの最新バージョン「iOS 18」。パブリックベータと呼ばれる、比較的広いユーザーに向けて提供されるプレリリースバージョンが公開されました。
となると、試してみようと考える人も多いと思いますが、実際にインストールするにはどうすればいいか、どういう人が使っていいかを紹介します!
※アップルの最新OSのパブリックベータ版の画面は一般に公開することが禁じられていますが、本稿では特別に取材許可を得たうえで掲載しています。
ほぼ確実に不具合あり!
普段使っているiPhoneに入れてはいけない!
まず、パブリックベータの位置付け。あくまで現時点で公開されているのは完成前のバージョンで、エラーや不具合が発生したり、正しく動作しないことが前提です。
アップルが提供する目的も「問題の特定と修正、品質向上」としていて、問題などを発見した際はアップルに報告することが求められています。普段メインで使っているiPhoneに入れるのは避けるべきですし、インストール前に必ずデータをバックアップしましょう。
Apple Beta Software Programに登録すれば
ベータテストへの参加やインストールは無料
実際にベータテストに参加するには、Apple IDを持っていて、Apple Beta Software Program契約に同意すればOKです。参加やインストールは無料。逆に問題点についてアップルに報告しても報酬などはありません。
スクショのSNSへのアップなどは禁止! なので要注意
注意すべきは、「ベータソフトウェアは機密情報」となっており、その旨を上記の契約で承諾しているので、パブリックベータに関連するスクリーンショットや情報をSNSなどに投稿するのは禁止。プログラムに参加していない人に話をすることなども同様です。
その意味でも普段使いのiPhoneにはインストールすべきではありませんが、いずれにせよ詳しい条件についてはアップルのサイトにあるFAQをしっかり確認しておきましょう(https://beta.apple.com/ja/faq)。
iOS 18パブリックベータはXS/XR以降のiPhoneで動く
前述したようにパブリックベータは不具合が存在するのが前提のバージョンなので、普段使いしているiPhoneに入れてはいけません。なお、パブリックベータを含めたiOS 18が動作するのはすでに公表されているとおりに、iPhone XS/XR以降(および第2世代iPhone SE以降)のモデルです。
新しいiPhoneを購入して、手元に余っている古いiPhoneがあればちょうどいいですし、これから中古で購入するのであれば、XS/XR以降を選びましょう。
【今回の記事のまとめ】
・正しく動作しないことが前提
・普段メインで使っているiPhoneに入れるのは避けるべき
・インストール前に必ずデータをバックアップ
・ベータテストへの参加やインストールは無料
・スクリーンショットや情報をSNSなどに投稿するのは禁止
・対応しているのはXS/XR以降(と第2、3世代iPhone SE)のiPhone
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