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白色PCのLED発光を白色に統一するとカッコイイ!

オシャレな人は知っている! 自作PCのLED発光はASRockのアレでスマートに一括管理

2024年07月25日 18時00分更新

接続ごとの設定やまとめての制御が可能

 基本の操作は上部タブにある「ONBOARD LED」、「GRAPHICS CARD LED」、「COMPONENT」で、制御するLEDデバイスのジャンルを選び、それぞれ設定していく。まず基本となる「ONBOARD LED」からみていこう。

 「ONBOARD LED」では、マザーボード上のIOカバー、基板などのLEDギミック、アドレサブルRGB 3ピン、RGB LED 4ピンに接続したLEDデバイスを個別に制御できる。さらに対応するLEDメモリーやビデオカードなどのデバイス(COMPONENT)と同期できる。まずはIOカバーやアドレサブルRGBピンに接続しLEDデバイスを別々に制御する方法だ。

左側にある「COMPONENT SYNC」の鎖形状のアイコンがリンク状態の場合は、クリックしてリンクを解除

灰色だった「IO COVER」や「PCH HEATSINK」、「ADDRESSABLE RGB LED」などが黒文字になり選択可能になる

「LED CHANNEL」で制御したいデバイスを選んだら、「MODE」でオフを含めた17個からの発光パターンを選択しよう

発光パターンによっては、発光色と輝度を設定する。発光色は好みの色をクリックして指定するか、下部のRGBバーを動かして、0~255で指定する。最下段のバーは輝度になる

「LED CHANNEL」の「SELECT ALL CHANNEL」は、「LED CHANNEL」で認識しているデバイスをまとめて設定できる

 アドレサブルRGB 3ピンに接続したLEDデバイスは、発光色設定の下に追加で設定項目が表示される。

「ADDRESSABLE RGB LED」選択時は、カラー設定の下に「Addressable RGSwap」と「Addressable LED Number」の項目が増えることも

 そのひとつが「Addressable RGSwap」で、デフォルトは有効で、無効にすると設定した色が入れ替わる(赤から緑など)。アドレサブルRGB LEDデバイスのRGB制御が逆になっているLEDデバイスへの対策になるが、まず使う必要はないだろう。

 もうひとつの「Addressable LED Number」は、LEDユニットごとにオン・オフや、発光色の設定用になるが、現状LEDユニットごとの設定はできない。ただ、発光するLEDユニットを1(0の場合は消灯)から設定可能で、40ユニットを搭載したLEDバーで20を設定すると、20ユニットのみを発光させられる。

「Addressable LED Number」を20に設定して発光させてみた

設定すると、LEDユニットの1から20までのみ発光するようになる。中間のLEDユニットを指定することはできないので、使用シーンは限られるだろう

バージョンアップで新たな2つのエフェクトモードを追加

 バージョン2.0.178以降の最新のPolychrome RGBをインストールすると、LUMINOUS TIDE(ルミナスタイド)とGLOW STREAM(グロウストリーム)という新たなエフェクトモードが使えるようになる。

LUMINOUS TIDE(ルミナスタイド)では、光り輝く潮の流れをイメージしたエフェクトで、速度も調整でき、移り変わる色のグラデーションを楽しめる。LED電源延長ケーブルやLEDカバーなど、多数のLEDユニットを備えるLEDストリップと相性良さげだ

GLOW STREAMでは、輝く(Glow)流れ(Stream)を意味し、鮮やかな光の流れを楽しめる

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