スターバックス コーヒー ジャパンと霧島酒造は7月22日、両社共同のプロジェクトとして宮崎県都城市に初のコラボレーション施設(名称未定)をオープンすると発表した。
同施設は霧島酒造本社増設工場北側の敷地内に建設され、着工は2024年秋、オープン時期は2026年春を予定。都城市を代表する霧島山や沖水川を見渡せる場所にあり、スターバックスのドライブスルーを併設した店舗、霧島酒造の直営ショップ、植物園で構成される。
スターバックス店舗とショップからガラス越しに植物園を見ることができるため、生き生きとした植物を眺めながら、コーヒーや買い物が楽しめる開放的な空間となる。屋外では、霧島山と沖水川を望める屋上庭園や芝生のエリアを設け、都城の豊かな自然を目の前に贅沢な時間を過ごすことができるという。
さらに、環境に配慮した活動を複数取り入れ、霧島酒造は植物園の中で焼酎を製造する過程で発生する「蒸留温排水」の温熱を冬場の暖房として活用するほか、施設で利用する電力は「サツマイモ発電100%」での運用を計画。また、スターバックスは本店舗の設計・建築を全国101店舗(2023年12月時点)へと広がる環境配慮型店舗の国際認証「Greener Stores Framework」のもと進め、「グリーナーストア」の認証取得を予定している。
施設構想を考える段階から手を携え、オープン後のコラボレーション活動まで見据えて共創するのは両社とも今回が初という。
建設場所:霧島酒造 本社増設工場北側(宮崎県都城市下川東4丁目)
建物構造:鉄骨造 1階建て
定休日:不定休
着工:2024年秋
オープン予定:2026年春
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