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魔力を表す“光”の表現が鮮やかでキレイ

抑圧と解放を描く新作RPG『レナティス』先行プレイレビュー!ダークな心理描写が好きな人はとくにオススメ

2024年07月24日 11時00分更新

●身近なリアルを再現!渋谷を自由に歩き回ろう

 舞台となる渋谷は、現実そっくりに作られている。スクランブル交差点、センター街、宮下公園、道玄坂、スペイン坂などを実際に歩き回ることが可能だ。この街を良く知る人にとっては、それだけで楽しくなるだろう。

渋谷のシンボル的なランドマーク「SHIBUYA109」も再現。建物のなかに入ったり、壁を登ったりできないのは残念だった。地下通路「しぶちか」はフィールドの1つとして再現されている

 街中にある自動販売機では、実際の製品名をそのまま使ったドリンクなどを購入可能。ドリンクは魔力の暴走を引き起こすパラメーター「ストレス」を解消できる。

ドリンクを飲んで闇社会のストレスを下げよう。「裏メニュー」では戦闘で使える魔法使い向けのドリンクも売られている

 探索要素として、街中ではいつでも魔力を「解放」できる。解放状態になると落ちているアイテムなど「調べられるもの」がハイライトされる(解放状態でのみ拾えるアイテムも存在)。

 しかし、真凛サイドで「解放」した場合、周囲の人々に「通報」されてしまう点に注意。魔法使いが常に監視されているという設定を活かした仕掛けだ(佐理サイドは解放しても通報されない)。通報を止めるにはエリア移動するか「セーフスポット」に入る必要がある。

街中に点在するセーフスポット。この中に入れば一般人は魔法使いを見失うため、通報が収まる

セーフスポット内で解放すると、安全に重要なスポットやアイテムの位置(白く光ってるもの)を確認可能

 通報を止めずに一定時間経つと、《M.E.A.》の精鋭部隊が到着して強制エンカウント。凶悪な魔法使いは正義の組織によって取り締まられてしまう。

通報はSNSのトレンドという形でカウントダウン(アップ?)していく。トレンド1位になると時間切れなので、それまでに離れるかセーフスポットを探そう

試しに戦ってみたが、精鋭部隊は強かった。逃げることもままならず、あっという間に全滅してしまう

 また、物語が進むと《アナザー》という異界の探索要素も加わる。この中には一般人がいないので、常時解放していてOKだ。

アナザーのなかにはモンスターがいて戦闘が発生するほか、解放状態にしていないと見えない《レポート》という収集要素もある

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