週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

#プライムデーで3ヵ月無料! Kindle Unlimitedで読める【高橋葉介】のおすすめ怪奇ホラー漫画

2024年07月14日 20時00分更新

 7月16、17日に開催されるAmazonプライムデー。本日11日からは先行セールも始まっています。そのキャンペーンの一環として、「Kindle Unlimitedの3ヶ月無料キャンペーン」が開催中です。キャンペーン期間は7月17日まで。

 Kindleの読み放題サービスKindle Unlimitedでは、Kindle形式の電子書籍が読み放題となっています。今回のキャンペーンでは、通常月額980円×3ヵ月=2940円のところ、3ヵ月無料となっています。このキャンペーンの対象となるのは以下の条件の方。

1.Amazonプライム会員の方
2.過去12ヵ月以内にKindle Unlimitedの無料体験やキャンペーンを利用していない方

Kindle Unlimited 3ヶ月無料キャンペーン

 なお、プライム会員でない方は以下のような画面が表示され、1ヵ月の無料体験が可能ですが、登録に際してはクレジットカード等、支払い方法の登録が必要になります。

 さて、せっかく3ヵ月も無料期間があるのですから、この間にいろんな本を読みまくりたいもの。とはいえ、Kindle Unlimitedでは、時期によって対象となる書籍が入れ替わり、またラインアップも常時200万冊と膨大なので、読みたい本を見つけるのが大変、というのが悩みの種でもあります。そこで本記事では、今、Kindle Unlimitedで読める、私ムラリンがおすすめする漫画のラインアップをご紹介したいと思います。

 今回は、怪奇幻想マンガの第一人者「高橋葉介」作品です。

Kindle Unlimitedで読める
おすすめの「高橋葉介」漫画

Image from Amazon.co.jp
ストーリィ・テラー (まんがグリム童話)

ストーリィ・テラー (まんがグリム童話)
ぶんか社
高橋葉介
全1巻

ストーリィ・テラー (まんがグリム童話)

 月刊「テラァ・ストーリィ」の編集者・グリム童話、九鬼奇句子が取材をするという形で進行する、アンデルセン童話のタイトルから着想を得た12編の怪異譚を収録。巻末のあとがきでは、各話の元になった童話に対する所感なども書かれていて、そちらも興味深いです。

Image from Amazon.co.jp
高橋葉介傑作集 マンイーター (ぶんか社コミックス)

高橋葉介傑作集
ぶんか社
高橋葉介
全3巻

高橋葉介傑作集

 1983年以降の短編を集めた作品集。第1巻の「マンイーター」はホラーテイストな作品が多く、第2巻「海から来たドール」は、怪異と超常現象を扱った不思議話が中心。第3巻は表題の連作「Uボート・レディ」を中心とした冒険活劇と、3つの短編を収録。

Image from Amazon.co.jp
怪談少年 (ぶんか社コミックス)

怪談少年
ぶんか社
高橋葉介
全3巻

怪談少年

 怪異を呼び寄せる生真面目な弟・辻成と、弟の厄払いをする奔放な姉・影絵の生活を描いた読み切り連作集。もともとは、古今東西の怪談・奇譚からサブタイトルを拝借して創作する、高橋葉介節全開の怪異譚スタイルでスタートしたのですけど、第2巻では割となんでもありな構成になり、第3巻ではかなりギャグが多めの、これまたある意味、高橋葉介節全開の構成に。その代わり、お姉ちゃんのヌードを盛り盛りにしたそうです。(代わりとは……)。というわけで、高橋葉介作品のおもしろさをいろいろな角度から楽しめる作品です。

Image from Amazon.co.jp
もののけ草紙 壱 (ぶんか社コミックス)

もののけ草紙
ぶんか社
高橋葉介
全4巻

もののけ草紙

 夢幻紳士に登場した、千里眼や予知といった超能力を操る女芸人・手の目を主人公にしたスピンオフ作品集。戦前戦後の日本と中国を舞台に、怪異や異変と対峙する旅が描かれます。こちらはホラー漫画誌に掲載されていた作品だけに、最後までホラーテイストですが、1巻の表紙イラストを見ても分かる通り、前半はいわゆる妖怪っぽい怪異を相手にしていましたが、後半は「クトゥルー神話みたいなものをやってみたかった」とのことで、なんだかぐにゃぐにゃした、溢れ出てきました、みたいな怪異が描かれていますが、それはそれでおもしろいのです。
 

 Kindle Unlimitedでは、ここで紹介した以外にも高橋葉介作品が数多くありますので、ぜひ他の作品も一緒に楽しんでみてください。また、昔からの高橋葉介ファンの中には、「腸詰め工場の少女」や「ライヤー教授の午後」といった朝日ソノラマ時代の短編が読みたい! という方がおられるかも知れませんが、現在はあの単行本自体は電子書籍化されておらず、朝日新聞出版から刊行されている高橋葉介セレクションに、バラバラに掲載されています。こちらはKindle Unlimitedの対象ではありませんが、ご興味のある方はチェックしてみてください。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事