14型モバイルノートのRとM、13型のSシリーズを発表です
画面を「1Hz駆動」で超省エネも実現したCore UltraモバイルノートをDynabookが発表
Dynabookは7月17日に個人向けモバイルノートPCの新モデル3機種5モデルを発表した。
14型モバイルノートのRとM、13型のSシリーズで、価格は17~27万円、7月19日から順次発売予定だ。
リフレッシュレート1Hzで超省エネも
プレミアムモバイルノート
dynabook R8/X、R7/X
2月に発表したCore Ultra搭載モデルdynabook R9/Xの下位モデルで、R8ではUltra 7 155H(16コア22スレッド)、R7ではUltra 5 125H(14コア18スレッド)を搭載する。ダブルファン ダブルヒートパイプ冷却システムでCPUのパフォーマンスを安定して持続させる「dynabookエンパワーテクノロジー」も内蔵する。
ディスプレーは14インチWUXGA(1920×1200ドット16:10)の低消費電力IGZOパネル60Hzで、ノングレア、ALRR(Autonomous Low Refresh Rate=自律的低リフレッシュレート)をサポートする。これは、使用シーンに合わせ、パネルのリフレッシュレートを最適化することで消費電力を抑えるもので、1Hzでは消費電力が50%ダウン、20~30Hzでは20~30%ダウンする。
メインメモリーはLPDDR5X-6400対応で16GB、ストレージはR8/Xが512GB、R7/Xが256GBを内蔵する。
ボディはマグネシウム合金で、MIL規格準拠テスト10項目をクリア。従来のR8/R7モデルに比べ、約41g軽量化しているが、バッテリー駆動時間はJEITA3で動画時7.5から9時間、アイドル時18から20.5時間に伸びている。
キーボードはバックライト内蔵の86キー日本語配列で防滴設計だ。
インターフェースは、USB 3.2 Gen1 Type-A×2(1つはUSBパワーオフアンドチャージ機能付き)、Thunderbolt 4(電源コネクタ)×2、LAN(RJ45)、HDMI出力、オーディオコンボジャック、マイクロSDカードスロットも搭載する。
本体サイズは約312.4×224×15.9mm、Microsoft Office Home & Business 2021と、Microsoft 365 Basicが同梱される。
市場予想価格はR8/Xが27万円、R7が24万円台で7月19日から順次発売予定だ。
14型FHDでお求めやすく
ホームモバイルノート
dynabook M7/X、M6/X
14型ノートで、家庭内での移動を想定したモデルで、CPUは13世代コアiでM7ではi7-1360P、M6ではi5-1334Uを、メインメモリーは16GB、SSDはM7では512GB、M6では256GBを内蔵する。
ディスプレーは14インチのFHD(1920×1080ドット16;9)、インターフェースはUSB3.2 Gen1 Type-A×3、USB 3.2 Gen2 Type-C、LAN(RJ45)、HDMI、オーディオコンボジャックで、マイクロSDカードスロットも搭載する。
本体サイズは323.9×211.8×18.75mm、重さはM7が1.4kg、M6が1.38kgで、バッテリー駆動時間はJEITA3の動画再生で5時間と5.5時間、アイドル時で12時間と12.5時間。
市場予想価格はM7/Xが19万円台、M6/Xが17万円台で7月19日から順次発売予定だ。
13型でどこでも開ける
スタンダードモバイルノート
dynabook S6/X
CPUは13世代のコアi5-1334Uを搭載、メインメモリーは8GB、SSDは256GBを内蔵する。
ディスプレーは13.3インチFHD(1920×1080ドット16;9)で、インターフェースはUSB3.2 Gen1 Type-A×2、USB 3.2 Gen2 Type-C、LAN(RJ45)、HDMI、オーディオコンボジャックで、マイクロSDカードスロットも搭載する。
本体サイズは305.9×201.7×15.95mm、重さは1.21kgで、バッテリー駆動時間はJEITA3の動画再生で5時間、アイドル時で11.5時間。
S6/Xの市場予想価格は17万円台で7月19日から順次発売予定だ。
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