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今年は2つの期間それぞれの“光の絵巻”を楽しめる 「江の島灯籠2024」7月20日より開催

2024年07月18日 12時00分更新

 神奈川県藤沢市江の島にて7月20日~8月31日、「日本夜景遺産認定 江の島灯籠2024」が開催される。

 「江の島灯籠」は、今年で17回目を迎える夏季の地域振興を目的とした光のイベントで、江島縁起をモチーフにした大小1000基におよぶ灯籠と江島神社のライトアップを中心に、江の島一帯が優しく幻想的な光に包まれ、江の島ならではの夕涼みを体感できる。江島神社の瑞⼼⾨から石段、そして辺津宮を舞台に展開する“光の絵巻”。江の島誕⽣の伝承「江島縁起」から着想を得た表現を中心に、光のインスタレーションとして毎年バージョンアップを重ねており、今年はこの演出が2段階の期間に分かれて登場。

 7月20日からの第1期は、瑞心門に新たな光の切り絵のモチーフが映し出され、江の島で長く親しまれてきた「貝細工」が咲きこぼれる花のように広がる模様で、夜の瑞心門を鮮やかに彩る。また、今年は新たな演出として、光と影の美しいコントラストが際立つ「影絵灯籠」のシーンも加わる。

 7月30日からの第2期では、瑞心門から“光の導き”を煌めきで表現した石段を昇りきった辺津宮にて、瑞心門と同じく貝細工モチーフの光の切り絵が新登場するとともに、風にそよぐ布を用いた新たな装飾演出「羽衣灯籠」がお目見え。本殿へ向かう通路にかかる葦簀(よしず)の下で貝細工の風鈴が涼やかな音を鳴らす中、両脇に設えた羽衣のようなゆらめく布と空間一帯へ光の物語を紡ぐことで、全体がまるで大きな灯籠のように輝き、さらなる没入感と一体感が生まれる空間を体験できるという。

江の島灯籠2024
開催期間:7月20日〜8月31日
営業時間
 江島神社、御岩屋道通り、亀ヶ岡広場:18時〜20時30分
 江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル 
  平日:18時〜20時3️0分(最終入場20時)
    土日祝および8月10日〜18日:18時〜21時(最終入場20時30分)
 江の島岩屋:9時〜18時(最終入場)
 ※営業時間の詳細などは各施設へ問い合わせのこと

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