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ジェネリックペンの選び方

【活用提案】「Apple Pencil」は高すぎて手が出せないときはコスパに優れた「ジェネリックペン」が狙い目

2024年10月02日 13時00分更新

ペン先の素材も重要な確認ポイント

 ジェネリックペンを選ぶ際、もう1つ重要なポイントがペン先の素材だ。材質や形状によって、書き心地や耐久性が異なるので慎重に選びたい。

●シリコンゴム製
シリコンゴム製のペン先は、ガラス面との摩擦が少なく、書き心地はなめらか。また、弾力性があるので、紙に鉛筆で書くような自然な感覚で描くことができる。ただし、磨耗しやすく、定期的な交換が必要になる。

●樹脂製
樹脂製のペン先は、細くて硬いタイプのペンでよく採用されている。しっかりとしたペン先で、耐久力の高さが特徴。ただし、硬いために画面を傷つけるおそれもあるので、iPadの画面には保護フィルムが必須だ。

メーカーの信頼性やレビューなども要チェック

 多くのジェネリックペンは店頭で試すことが難しい。そのため、ペンを販売するメーカーの信頼度やWebサイトのレビューなども重要な指標になる。

●信頼できるメーカーかどうかを確認

 ジェネリックペンは、あまり聞いたことのないメーカーやブランドの製品も多い。そのため、メーカーの信頼性という点はしっかりと確認しておきたい。見分けるポイントとしては、まずメーカーのWebサイトをチェックしよう。

 例えば、ペンの型番や製品名で検索する。そのメーカーがWebサイトを用意していれば、その製品を紹介するページがあるはずだ。また、そのWebサイトを見れば、「ほかにどのような製品を扱っているか」「サポートが受けられるか」「問い合わせ先は明記されているか」「会社概要や所在地は確認できるか」といったこともわかる。このようなメーカーなら、ある程度信頼できると考えられる。

製品のWebページが用意されているメーカーは、ある程度信頼できると考えられる。これ以外にもサポートがあるかどうか確認しておくのがおすすめ。

 逆に、「Webサイトが存在しない」「メーカー名があやふや」「連絡先がわからない」といったメーカーは注意しよう。最近は、こういったメーカーも少なくないので、必ずチェックしておきたい。

●ユーザーレビューを確認

 次に、Amazonなどの通販サイトで、実際に製品を購入した人のユーザーレビューをチェックしよう。この際、星の数とコメントの内容が合っていないことが多いので、星の数だけではなく、具体的なコメントを読むことも重要だ。

 もちろん、レビューの内容は鵜呑みにせず、実際に使ったと思われるレビューを見極めることも大切。例えば、メリットやデメリットが詳細に書かれているレビュー、低評価な部分もきちんと書かれているレビューが参考になりやすい。逆に、いいことばかりが書かれているときは疑ったほうがいいだろう。

Amazonなどのレビューでは、低評価でしっかりと意見が書かれたものをチェックすると参考になりやすい。

 なお、通販サイトのレビューにサクラが動員されていることは少なくない。判断しづらい場合は、レビューにサクラが多いかどうかを判別できる「サクラチェッカー」(https://sakura-checker.jp/)などのWebサイトを利用するのもおすすめだ。

 今回は、ジェネリックペンの選び方について紹介してきた。最近のジェネリックペンは、安いものでも品質の向上がけっこうめざましい。よって、実際に使ってみても、極端に「失敗した」と感じるケースは少なくなってきている印象だ。

 とはいえ、安いからといって無駄な出費はしたくないし、思っていたものと違うというのでは困るので、念には念を入れて選びたいもの。ここで紹介した内容を参考にして、ぜひ満足できる製品に出会ってほしい。

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