ただし、「海中で使用した後は、カメラを真水に5~10分間浸し、軽くすすいでから柔らかい布で水分を十分に拭き取ります。完全に乾いてから使用します」と記載されているとおり、塩分を取り除く作業が必要なのでご注意ください。筆者は真水に浸すための容器を準備していなかったので、海の家でバケツをお借りしました。
今回ひさしぶりに360度カメラをじっくり試しましたが、映像を見返すのが本当に楽しいです。人間は基本的に前しか見えないので、全方向に目をやることはほぼ不可能。その点、Insta360 X4は360度を8K記録できるので、Windows、Mac用に用意されている「Insta360 Studio」であとから前以外のアングルをチェックしたり、ベストな画角に切り替えて書き出せます。「Deep追跡」で被写体を設定すると、自動的にアングルを調整し続けてくれるので、簡単に必要なアングルの動画を書き出せますよ。
また今回は基本的に自撮り棒を使って撮影しましたが、バックパックに自撮り棒を飛び出すように入れて撮影した360度動画が、ゲームでいうTPS視点(第三者視点)のようで楽しかったです。もっと長い自撮り棒でも試したくなりますね。
なお、下の動画には含まれていませんが、外国からの旅行客は360度カメラを見かけると結構手を振ってくれます。意図せず撮れた映像に、思わずホッコリしてしまいました。
通常の撮影モード意外にも、動画用にアクティブHDR、タイムラプス、タイムシフト、バレットタイム、ループ録画、プリ録画、写真用にHDR写真、インターバル、スターラプス、バーストなどが用意されています。「マトリックス」直撃世代としては、本体と自撮り棒だけでバレットタイム的な動画をサクッと撮れるのは胸アツです。
というわけで完全に買いたくなっている私は、最終的に全くデジタルに興味の無い「妻」に、購入してもよいかを聞くことにしました。以下は妻とのやりとりを記しておきますので、家庭に報告が必要な迷えるガジェッター達の何かの参考になれば幸いです(参考にならないかもしれません)。
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