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【今月の自作PCレシピ】Socket AM4で組む予算を抑えたゲーミングPC

2024年07月13日 13時00分更新

設置しやすいコンパクトピラーレスPCケース

 数あるピラーレスPCケースのなかから、紅谷さんが選んだのは、机上に設置しやすいMicro ATX規格のZALMAN「P30」だ。レシピでは空冷CPUクーラーを組み合わせているが、最大360mmラジエーターをサポートするほか、最大420mmまでのビデオカードにも対応と、長く愛用できる。

 今回はLEDが映えるブラックモデルを組み合わせているが、定番のホワイトモデルに変更するのも良いだろう。ただ、ビデオカードやメモリー、電源ユニットなどのカラーコーディネートを行なうとコストがアップする可能性がある。

3基のアドレサブルRGB LEDファンを標準で備えつつ、8月6日までは1万2000円前後の期間限定特価で購入可能だ

「P30」はMicro ATX規格で、幅235mm、奥行き452mm、高さ429mmのミドルタワーサイズになっている

組みやすい内部レイアウトで拡張スペースは十分。拡張スロットは5スロット構成だ

右サイドパネルとトップパネルは、メッシュ仕様になっている

 電源ユニットは、ちょうど特価品となっている80PLUS GOLD 850Wを組み合わせ。高信頼のFSP製「Hydro GT PRO 850W」で、CPUやビデオカードをグレードアップしても安心の容量850Wで、1万1480円とお手ごろ。また、7年保証なので、AM4環境から移行した際もそのまま使い続けられるだろう。

お買い得になっている80PLUS GOLD認証を取得したFSP「Hydro GT PRO 850W」

セミプラグインタイプだが、各種ケーブルはフラットタイプになっている。取り回しがラクなうえ、見た目も良好だ

フルHD解像度でゲームを楽しむ

 ビデオカードは、ミドルローGPUのGeForce RTX 4060 GDDR6 8GBを搭載し、4万円台半ばとなるPNY「GeForce RTX 4060 8GB VERTO DUAL FAN」を組み合わせた。定番人気の「Apex Legends」や、DLCの登場で再び注目を集めている「ELDEN RING」、拡張パッケージでグラフィックスがアップデートされたMMORPG「ファイナルファンタジーXIV」などといったタイトルを、フルHDで快適にプレイできる。

手ごろな価格帯の製品が多いPNY。ツクモの自作レシピでは定番のメーカーだ

デュアルファン仕様の「GeForce RTX 4060 8GB VERTO DUAL FAN」。バックプレートを装備し、PCIe補助電源は6+2pin×1基となっている

【取材協力】

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