週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ヒョンデのコンパクトEV「KONA」はサイズも走りも日本の道路事情をよくわかっている

2024年07月07日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

hyundai

ヒョンデ/KONA(399万3000円~)

 時々韓国ドラマを観るというタレントの新 唯(あらた・ゆい)さん。そのたびに「あのクルマ、なんだろう? 見たことないんだけど」と興味を抱かれているのだとか。次第に「何かの機会で、乗ってみたいです」と思うようになったのだとか。

 今回は映画やドラマに出ているかはわかりませんが、韓国の電気自動車「ヒョンデ/KONA」をご紹介します。

日本の道にピッタリなサイズのSUV「KONA」

hyundai

KONAのフロントビュー

hyundai

KONAのサイドビュー

 KONAは全長4335×全幅1825×全高1590mmと、B~Cセグメント級のSUV。最小回転半径が5.4mと扱いやすいのも魅力で、日本の道路事情にピッタリの大きさといえそうです。

hyundai

KONAのリアテールランプ

 エクステリアはなかなかインパクトがあります。ヒョンデのデザインを統括するルク・ドンカーヴォルケ氏はランボルギーニ時代に「ムルシエラゴ」「ガヤルド」を手がけた経歴の持ち主で、無機質と有機質の融合は、どこかロボコップを彷彿させるものがあります。

 「色によっては、いいかもしれませんね」と唯さん。ちなみに韓国ドラマで、このクルマを観たことありますか? と尋ねると「見たことないかも」だそう。韓国でKONAがデビューしたのは2023年ですからね。

hyundai

KONAのフロントボンネットを開けた様子

hyundai

充電ケーブルなどを入れるに好適なケースが姿を現す

 駆動方式はFFのみで、バッテリー容量と最高出力の違い、インテリアや機能面の違いによる4グレードを展開します。ベーシックモデルであるCasualは、交流モーターの最高出力99kW(135PS)、最大トルク255Nmで、搭載するバッテリー容量は48.6kWh。1回の充電で最大456km(WLTCモード)走行可能です。Voyageは航続距離が625kmが最大の魅力。最上位のLoungeとLounge Two-Toneは最高出力150kW(204PS)、最大トルク255Nmの交流モーターと64.8kWhのバッテリーの組合せ。航続距離も伸びて541km(WLTCモード)と謳います。

 そのモーターを拝見したかったのですが、残念ながらお姿を見ることはかなわず。ちなみにフロントにも収納があります。

hyundai

KONAのプライスリスト

 驚くのは価格で、Casualが399万3000円、Loungeでも489万5000円。これに国からの補助金や減税が約50万円、さらに地方自治体によってはさらに補助金が交付されます。東京都の場合だと45万円の補助が受けられるため、Casualの価格は実質304万円。この金額を聞いた時「え? この大きさで300万円ですか?」と、かなり驚きました。なお、補助金の額は毎年見直しが入り、上記の金額は令和6年度のものです。

hyundai

充電ポートに専用アダプターを取り付けた様子

hyundai

専用のAC100V出力アダプター

 充電ポートはフロントにあり、プッシュするとロック機構が解除されて横にスライドします。スライドドアのように開閉するリッドは日本専用なのだそうで、その機構に感心する唯さん。さらに驚かされたのは、付属のアダプターをつなげれば、屋外でAC100V使えるようになります。「これはキャンプとかで便利そう!」をニッコリ。

hyundai
hyundai
hyundai
hyundai

 荷室は466Lと大容量! リアシートを倒せば1300Lとクラストップを誇ります。さらに高さも十分ありますし、幅もたっぷり。「使い勝手がよさそうですね」と唯さん。床面は二重底で、下側にはボディーカバーを納めるに十分なスペースが用意されていました。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事