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ソラカメの活用と可能性を考える「ソラカメチャレンジコンテスト」もオススメ

レイ・オジー氏も登壇! IoTイベント「SORACOM Discovery 2024」開催迫る

2024年07月09日 09時00分更新

 IoTプラットフォームを展開するソラコムは、2024年7月17日、国内最大級のIoTカンファレンス「SORACOM Discovery 2024」を開催する。今年は東京ミッドタウンでの対面開催で、会期も1日限り。「Lotus Noteの父」と言われるレイ・オジー氏をはじめとした豪華な登壇者によるセッションはもちろん、対面イベントならではの展示やワークショップ、コミュニティイベントも楽しめる。

IoTとAIが実現する未来を見にいこう

 SORACOM Discoveryは、IoTプラットフォームを展開するソラコムの年次イベント。3月に東証グロース市場への上場を実現した今回は、「変える、今ここから」をテーマに据え、東京ミッドタウン六本木に会場を移し、30本以上のセッションや35社以上の展示を行なう。生成AIの活用が進む今年は、IoTとAIの融合で見えてくる未来を語るセッションに注目が集まる。

 午前中の基調講演は、ソラコム代表取締役社長 玉川 憲氏や最高技術責任者 安川 健太氏、上級執行役員 CEO of Japan 齋藤 洋徳氏などが登壇し、AIの進化を前提としたIoTのビジョンや最新動向などを披露する(関連記事:生成AI×IoT、グローバル展開、衛星通信など 今年もソラコムはトピック満載)。

 また、コネクテッドカー事業をリードするスズキの熊瀧 潤也氏、業界を巻き込んだ製造業変革を進める三菱電機DXイノベーションセンター長の朝日 宜雄氏、情報サービスの先駆けとして今も進化し続けるウェザーニューズの石橋 知博氏をゲストに招いて、モビリティ、電機、情報サービスにおける進化や取り組みを聞く。

昨年のセッションの模様

 続く、午後の基調講演ではソラコムのテクノロジーをリードする3人がIoTとAIによるデータ中心の世界を紹介する。このセッションには、「Lotus Notesの父」と呼ばれる伝説のソフトウェアアーキテクトであり、現在はBluesというデバイスの会社に所属するレイ・オジー氏が登壇。クラリオンライフサイクルソリューションズからもゲストが登壇し、データ収集を行なうIoT、集めたデータを活かすためのAIを合わせて、どのようなIoTの未来を描くのか、エンジニアとともに考えるという。

 さらに特別講演では、「徹底対談!ビジネスを変える」、AIとIoTにどう取り組むべきか?」と題して、 早稲田大学の入山 章栄教授、松尾研究所の金 剛洙氏、フジテックCIO友岡賢二氏が登壇。普段なかなか聞けないIoTとAIの活用をビジネス視点、イノベーション推進者の目線で語ってくれる。

 そして、最後のセッションとして「ウェブカメラでここまでできる!「ソラカメ」チャレンジコンテスト」を開催する。安価なWebカメラとクラウド録画、法人向けの管理機能やAPI提供を標準装備した「ソラカメ」を使い、いろいろな現場の「これが欲しい!」システムの開発に挑戦した話を発表してもらう。ASCII編集部の大谷イビサが司会を務めさせてもらうので、ぜひ会場に足を運んでいただきたい。

展示もワークショップも充実! コミュニティも楽しい

 毎年人気の展示エリアは、今年さらに拡大。ソラコムをはじめ、各分野のIoTエキスパートである35社以上が最新製品やサービス、導入事例を紹介。IoTプロフェッショナルと直接話し、ビジネスパートナーを見つけることが可能になる。

昨年の展示エリアの模様

 展示エリア内のワークショップも充実しており、「30分でできる!IoTボタンによるIoT体験」や「30分でできる!SORACOM Napterを使ったIoTデバイスの遠隔制御」のほか、クラウド型カメラサービス「ソラカメ」を利用した画像解析なども用意されている。「習うより慣れろ」で、まずは会場で使ってみると理解が深まるだろう。

 そして19時からは、IoTの仲間が集うSORACOMのユーザーコミュニティ「SORACOM-UG」が開催。イベントの感想を語り合ったり、いっしょに楽しむ仲間と出会うのにはユーザーコミュニティが最適。イベントの締めくくりに、ぜひ参加してもらいたい。

「SORACOM Discovery 2024」
日時:
2024年7月17日(水)9:00~18:45(予定)
会場:東京ミッドタウン・ホール(東京・六本木)
主催:株式会社ソラコム
参加費:無料、事前登録制
詳細・お申し込み:SORACOM Discovery 2024

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