週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

クラッシュ続出のD1GP筑波でTOYO川畑が次戦へ繋がる3位表彰台獲得!

2024年07月06日 12時00分更新

D1

 JAF公認のドリフト競技日本選手権「D1グランプリ」。その2024年シーズン第3戦と第4戦が6月29~30日の2日間、筑波サーキット(茨城県)で開催されました。

D1

 ASCII.jpが応援する昨年のシリーズチャンピオンにして、参戦20年目を迎えたTeam TOYO TIRES Driftの様子をレポートします。

【大会前の様子】GR86は新型リアスポイラーでカッコよさマシマシ

D1

 コースは例年同様、筑波サーキットの約半分を使う今大会。スタート位置は例年よりもメインスタンド側へと移動した以外、大きな変更はないようです。

D1

 シーズン屈指のロングコースゆえタイヤへのダメージが心配されますが、TOYO TIRESは持ち込んだタイヤ「R888RD」に特別な対策はしていないとのこと。それだけ完成度の高いタイヤなのでしょう。

D1

 #66 藤野選手、#88 川畑選手はリラックスした表情。GR86に新型リアスポイラーが装着されていたことがトピックス。今までと比べて大型化したことから、ダウンフォース対策かと思われましたが、藤野選手によると「新しいスポイラーがパンデム(エアロメーカー)さんから出たのでつけてみました。新しいからカッコいいかな(笑)」と笑顔。ちなみに「今まで使っていたものと直接比較をしたわけではないので。効果はあると思うのですけれど、正直、現状ではわからないですね」とのこと。

【第3戦・単走】藤野選手11位、松山選手18位、川畑選手22位で終える

 この日は前日の大雨から一転してのドライコンディション。朝は曇天模様でしたが、次第に雲は晴れ、初夏の陽気の中で大会は行なわれました。出走38台のうち、午後の追走トーナメント決勝に行けるのは16台。ボーダーラインは96点台後半になるというのが大方の予想でした。

D1
D1
D1
D1

 天気が雨から晴れに変わったということもあって、各選手は苦戦。特に必ずタイヤを通さなければならないゾーン設定がアウト側に設けられている1コーナーでクラッシュが続出! スポンジバリアーに競技車が吸い込まれるように刺さり、何度も競技が中断しました。

D1

川畑選手の土曜日単走1本目

D1

川畑選手の土曜日単走2本目

 前日の練習走行でクラッシュした川畑選手。メカニックの頑張りによりマシンは修復したものの、土曜朝の練習走行も走ることはできず、いきなり本番を迎えました。1本目は1コーナーでミスをして94.7。2本目もセクター1の点数が伸びずに95.7。結果22位で第3戦を終えてしまいました。

D1

藤野選手の土曜日単走1本目

D1

藤野選手の土曜日単走2本目

 藤野選手は1本目97.4を記録。2本目はゆっくり走行。タイヤ温存かと思われましたが、実は1本目でエンジンの不調を感じ、2本目でさらに悪化したため、途中で中断。結果11位で単走を終えて追走へ進むことができましたが、直すことはできるのでしょうか?

D1

松山選手の土曜日単走1本目

D1

松山選手の土曜日単走2本目

 前戦で単走優勝を果たした松山選手。ですが1本目96.2と低調。2本目も96点で18位で単走を終え、追走トーナメント進出はなりませんでした。単走優勝は#99 中村選手(TEAM VALINO×N-STYLE)。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事