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Raspberry Pi用のGNSS受信基板が登場! GPSやみちびきが受信可能

2024年07月05日 10時00分更新

 Raspberry Pi用のGNSS受信HAT「GR-M10-RP (for Raspberry Pi) v2.0」が家電のケンちゃんにて販売中。技術系サークル「PRIORIS」による同人ハードウェアで、価格は7040円だ。

ラズパイ用GNSS受信HATの最新バージョンが入荷。時刻同期やNTPサーバー構築などがやりやすくアップデートされた

 衛星測位システムのGPS/GLONASS/BeiDou/Galileo/QZSSに対応する、Raspberry Pi 40ピンGPIO接続のGNSS受信HAT。Raspberry Pi Zeroと同サイズの基板を採用、Raspberry Piシリーズにスタックして使用できる。

 受信モジュールのu-blox「MAX-M10S」を搭載。位置情報の取得や時刻調整のほか、準天頂衛星みちびき(QZSS)のL1S信号で配信されている災害・危機管理通報サービス(災害通報)を受信できる。

Raspberry Pi 40ピンGPIOで接続。追加でアンテナおよびバックアップ用のCR1220電池×1が必要となる

 受信モジュールの仕様は、最大加速度4G、最大高度8000m、最大速度500m/s、タイムパルス精度30ns、最大更新レート10Hzなど。Raspberry Pi 2/3/4などに対応する。ちなみに「v2.0」ではPPSとGPIO18が結線され、GNSSを利用した時刻同期やNTPサーバー構築に使いやすいようアップデートされているという。

【取材協力】

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