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日本に里帰りした明治の絵画を公開! 「高野光正コレクション 発見された日本の風景」

2024年07月04日 17時00分更新

笠木治郎吉「提灯屋の店先」

 横浜高島屋は、8階 ギャラリーにて、展覧会「高野光正コレクション 発見された日本の風景」を7月31日~8月19日の期間に開催する。

 明治の時代に日本を訪れた外国人画家たちは、西洋とは異なる日本の文化や自然に興味を抱き、その様子を描いた。また、日本人の画家たちは西洋人から学んだ新しい技法で、自分たちの国の風景や暮らしを描いた。これらの作品の多くは外国人に求められ海外に渡り、長年の間眠っていた。

 本展の出品作品はすべて、コレクターの高野光正氏が半生をかけて海外で収集し、日本へ里帰りを果たしたもの。この類を見ないコレクションには、今では失われてしまった明治の日本の貴重な姿が残されているという。

 1859年に開港した横浜は、美術を通した交流の場所としても機能し、この場所で技法の伝達が行われ、またこの地で自身が描いた作品を販売する日本人画家もいた。本展では、横浜にゆかりの深い五姓田派や笠木治郎吉などの画家、また横浜の風景にもスポットをあてて紹介する。

 高野光正コレクションとしては初公開となる貴重な作品も展示され、100年以上前に横浜を旅立った作品が里帰りする貴重な機会となる。総展示作品数はおよそ130点(予定)。

五姓田芳柳(2世)「横浜居留地」

チャールズ・ワーグマン「神奈川」

五姓田義松「亀戸の藤浪」

チャールズ・エドウィン・フリップ「戎座」

笠木治郎吉「漁網を編む男性」

開催概要

タイトル:高野光正コレクション 発見された日本の風景
会期:7月31日~8月19日 ※20日間
会場:横浜高島屋 ギャラリー(8階)
入場時間:10時~18時30分(19時閉場)
 ※最終日8月19日は16時30分まで(17時閉場)
入場料:一般1200円、大学・高校生1000円、中学生以下無料
 ※前売券はローソンチケット(Lコード35280)、セブンチケット(セブンコード106-211)にて7月30日まで販売中
 ※障がい者手帳・デジタル障がい者手帳を提示した本人と同伴者1名まで入場無料
 ※安全のため、小学生以下の子どもは保護者が同伴する必要がある

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。

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