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2024年4月に新キャンパスへ移転した静岡デザイン専門学校は、最新設備を備えた実習室とMSIのノートPCで学生の実践力を養成

2024年08月08日 11時00分更新

文● 藤原達矢(アバンギャルド) 編集●三宅/ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

質問1:MSI ノートPCの導入前に感じていた課題や導入に至った背景を教えてください

永峯さん:本校は、2024年4月にキャンパスを静岡駅前に移転して最新の設備・実習環境を整えました。学生がデザインを学ぶパソコン実習室も、新設したCGデザイン科やグラフィックデザイン科、プロダクトデザイン科、インテリア・空間デザイン科など、高いスペックが要求される学科に合わせて整備計画を進め、4月の移転を迎えています。

 もちろん移転前からパソコン実習室にはSOLIDWORKS、MayaといったCAD・CG系のソフトウェアやゲームエンジン、大きな印刷データなどを扱えるマシンを用意しており、授業では必要なカリキュラムをスムーズに消化することができていました。一方で、学生は学校の実習室でしか作業ができないことは大きな課題でした。

静岡デザイン専門学校 教務課長 永峯 秀紀さん

写真はアパレルストアを模した実習室で、実際の店舗運営を想定した接客や品出しなどの演習が可能。他にもキャンパス内には、実践的な学習ができる各学科の実習室がそろっている

質問2:MSIのマシンを選んだ決め手を教えてください

永峯さん:まずは金額とスペックのバランス、いわゆるコストパフォーマンスが他社と比較して優れていました。CADやCG系のソフトウェアやゲームエンジンを動かすには非常に高いスペックが要求されます。しかし、学生が購入するPCなので価格面も無視はできません。その点で、MSIは必要なスペックを搭載したマシンを他社より抑えた価格で提供してくれました。

岩崎さん:反対にCAD・CG系以外の学科では、PCにそれほど高いスペックは必要ありません。そこで、学生の負担を考慮してコンパクトで持ち運びやすいモデルを中心に選定しています。MSIは、目的に合わせた幅広い価格やスペックの製品がラインアップされている点も決め手になりました。

静岡デザイン専門学校 インテリア プロダクト系 教務主任 岩﨑 京子さん

高いスペックが求められない学科では、サイズや軽さを重視した「Modern-14-C12MO」を選択。毎日PCを鞄に入れて通学する学生にとっては、持ち運びやすさも重要なポイントだ

質問3:導入後の成果や手応えはいかがでしょう?

永峯さん:各学科で一斉に導入したことにより、学生のPCリテラシーが一気に向上しました。チャットツールやオンライン授業などもスムーズに導入でき、学生との連絡や質問などのやり取りがより密になっています。アカデミック版ソフトウェアの価格がかなり抑えられている点もうれしいポイントで、学生にとってはより学びやすい環境を整えることができました。また、学生とのコミュニケーションが増えたことで、教える側である教員のPCリテラシーも向上していると思います。PCのパフォーマンスも期待通りで安心しました。また、2024年度に新入生が購入したPCも初期不良はなく、順調にスタートが切れています。

PCのデザインも、初めて手にする学生にとっては学習意欲の向上につながる。ロゴがプリントされた「Thin」シリーズのゲーミングPCは学生にも好評だ

永峯さん:ノートPCの導入を通じてMSIの担当者ともコミュニケーションを取る中で、他の企業とつながる機会も増えました。そこで複数の企業様をご紹介いただき、デザイナーやプランナーの方に業界に関連した講演や学生の作品を講評する会を実施していただきました。学生にとっては現役のプロと接する貴重な機会になったので、調整をしていただいた方には感謝しています。

 

キャンパスの4Fには、講演会やファッションショーなど幅広い用途に活用できる多目的ホールも備えている

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