125Wの高速充電が魅力の「motorola edge 50 pro」
スペックもハイエンドに肉薄
モトローラ・モビリティ・ジャパンは今日3日、ミドルハイスマホの「edge」シリーズの新モデル「motorola edge 50 pro」を発表した。SIMフリー版の発売日は12日で、価格は7万9800円。MVNOではIIJmioが独占販売で、そのほかは家電量販店や、自社のECサイト、Amazon.co.jpなどで取り扱う。
また、ソフトバンクからも「motorola edge 50s pro」発売が決まっており、SIMフリー版との差違はメモリーが8GB(SIMフリーは12GB)、専用カラーのバニラクリームがある点。それ以外はまったく同じスペックだ。
ヴィーガンレザー採用で高級感のあるデザイン
ディスプレーは両サイドが湾曲しているエッジディスプレーを採用しており、画面サイズは6.7型で解像度は2712×1220ドット。アスペクト比は20:9とやや縦長で、リフレッシュレートは144Hzに対応する。
スペックはSoCにSnapdragon 7 Gen 3を採用し、メモリーは12GB(ソフトバンク版は8GB)、内蔵ストレージは256GB。microSDカードは非対応。バッテリーは4500mAhと最近のモデルの中ではやや少なめだが、19分で1%から満充電にできるという125Wの急速充電に対応するので、あまり不便は感じないだろう。なお、125Wの充電器は付属するので買ってすぐに使えるのは助かる。
さらにこの急速充電器は単体でも8800円で発売される。専用のケーブルもついているので、予備として、紛失や故障時のために買っておくのもよさそうだ。
本体サイズは約72.4×161.23×8.19mm、重さは約186g。背面はヴィーガンレザーで上質感を演出しているだけでなく、指紋がつきにくく、滑りにくい。また、デザインのおかげかカメラの出っ張りもあまり気にならない。
カメラは3眼+ToF、AIで画像処理が進化
カメラは3眼で5000万画素の標準と1300万画素の超広角(120度)+マクロ、1000万画素の3倍光学望遠という構成。さらにToFセンサーも装備。インカメラは5000万画素とかなりのスペック。新たに搭載された「moto ai」により、撮影時の白飛びや手ぶれを改善し、30倍のデジタルズームも綺麗に修正してくれる。ほかにはAIが被写体を分析して壁紙を生成してくれるStyle Syncという機能も備えている。
また、Pantoneとのコラボも特徴で、色と肌のトーンを見たままに撮影してくれるという。
そのほか、IP68の防水防塵機能、おサイフケータイ対応、ステレオスピーカー搭載、端末を振ったりなどのアクションで特定の機能を起動できるモトローラならではのジェスチャー機能などがある。
SoCこそミドルハイクラスだが、そのほかの機能はハイエンドクラスのmotorola edge 50 pro。高性能と価格を両立させた良コスパモデルなのは間違いないだろう。
モトローラ「edge 50 pro」の主なスペック | |
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ディスプレー | 6.7型有機EL(144Hz、20:9) |
画面解像度 | 2712×1220ドット |
サイズ | 約72.4×161.23×8.19mm(最薄部) |
重量 | 約186g |
CPU | Snapdragon 7 Gen 3 |
メモリー | 12GB (ソフトバンク版は8GB) |
ストレージ | 256GB |
外部ストレージ | ―― |
対応バンド(SIMフリー版) | 5G NR:n1/3/5/8/28/41/66/77/78 LTE:1/2/3/4/5/7/8/11/12/17/18/19 /26/28/38/39/40/41/42/66 W-CDMA:1/2/4/5/8 |
無線LAN | Wi-Fi 6E |
カメラ画素数 | 約50メガ(標準、F1.4) +約13メガ(超広角+マクロ、F2.2) +約10メガ(光学3倍望遠、F2.0) +ToFセンサー イン:約50メガ(F1.9) |
バッテリー容量 | 4500mAh(125W対応) |
OS | Android 14 |
Qi | ○(15W) |
NFC/おサイフケータイ | ○/○ |
防水/防塵 | ○/○(IP68) |
生体認証 | ○(画面内指紋、顔) |
USB端子 | Type-C |
イヤホン端子 | × |
本体スピーカー | ステレオ |
カラバリ | ブラックビューティ、リュクスラベンダー、バニラクリーム(ソフトバンク版限定) |
発売日 | 7月12日 |
価格 | 7万9800円 |
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