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Lunar LakeではPコアのハイパースレッディングを廃止 インテル CPUロードマップ

2024年07月01日 18時00分更新

動作周波数の倍率指定が従来の100MHz刻みから16.67MHz刻みに

 ほかにRedwood Cove(というか、Golden Cove世代)からの違いとして、内部の電力管理が完全にダイナミックになったこと、動作周波数の倍率指定が従来の100MHz刻みから16.67MHz刻みになったこと。それと内部の作り方が変わったことも示された。

内部の電力管理が完全にダイナミックになった。"AI self-tuning"としているが、具体的になにがどうAIで判断されるのかは不明。AIベースというだけなら、AMDもRyzenですでに採用している

動作周波数の倍率指定が16.67MHz刻みになった。これまで"1bin up"と言ってたものがこれからは"6bin up"になる。ギリギリまで動作周波数を引き上げたい努力がよくわかる。余談だが、この例ならAMD式の25MHz刻みにした方が、3.075GHzまで引き上げられる分、より効果的だとと思った

TSMC N3Bに特化、というよりも同じ設計でIntel 3や18Aなどを使う可能性も考慮して、移植させやすい構造にしたというのが正確であろう

 こちらはユーザーには関係ない話であるが、これまでPコアはインテルの工場のみで製造されていたのが外部(TSMC N3B)の製造に切り替わったことと無縁ではないだろう。

 Pコアだけで文量があふれてしまったので、Eコアは次回説明する。

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