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GT管がそびえ立つコンパクトな真空管アンプキット「バベルの塔」

2024年06月20日 10時00分更新

 コンパクトな積層タイプの真空管アンプキット「バベルの塔」が千石電商 秋葉原本店で販売中だ。価格は4780円。

真空管がニョキッと生えたような、独特なデザインを採用する手乗りサイズのアンプキット。基板以外の真空管や各種部品は別売りだ

 手乗りサイズのコンパクトな真空管アンプキット「CHORO 球」シリーズの新モデルにあたる製品。“天を突く豪快なルックス”と謳われたパッケージ表記通り、珍しい積層タイプの基板サンド型構造になっている。

 真空管は「6SN7」に対応し、完成すれば小さい基板からGT管がそびえ立つ塔のような見た目の小型ヘッドホンアンプが完成。クリエイターによれば「界隈でもまず類を見ない業界最小(?)のGT管ポタアン」とのこと。

小基板をスタックさせるシリーズ特有の構造。店頭では実際にアンプに接続して音を試すことができる

 低電圧駆動の真空管アンプで定番になっているYAHA基板準拠の回路を採用。電源はモバイルバッテリーも使用できるものの、ショップによれば「ノイズを拾いやすいため専用の電池ボックスを推奨している」という。中上級者向けのキットで、真空管やその他部品は別途購入が必要だ。

【取材協力】

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