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国税庁や自治体を名乗る電話・メール・SMSなどに要注意

「定額減税で還付金をもらえる」と電話が!→詐欺です

2024年06月21日 07時00分更新

口座情報を聞き出したり、還付金振り込みの名目で逆に預金を奪おうとする詐欺が発生しています!

定額減税で還付金!? ウソです!

 警察庁は、2024年6月1日から始まっている定額減税制度に便乗した特殊詐欺への注意喚起を発表しています。

 これは、「国税庁・税務署等をかたった定額減税に関する不審な電話やショートメッセージなどにより、銀行の口座情報を聞き出そうとする事例や、還付手続の名目でATMを操作させるなどして振込みを行わせる手口による被害が発生」していることを受けたもの。

 警察庁によれば、国税庁や自治体が、「定額減税の関係で還付を受けられる」と切り出して、銀行の口座番号や暗証番号などを聞いたり、ATMの操作を乞うような連絡をすることはないとのこと。

 万が一、そのような電話やメール・SMSなどを受け取った、もしくは被害を受けた場合は、近くの警察本部・警察署へ問い合わせましょう。また、警察相談専用電話(「#9110」番)に連絡することもできます。

定額減税や給付金をかたった不審な電話、ショートメッセージやメールにご注意ください

国税庁を装った詐欺はほかにも!

 定額減税のほかにも国税庁を名乗る詐欺は多発しています。

 税務職員を名乗って「還付金が受け取れます」と被害者を騙し、ATMを操作させてお金を振り込ませたり、「納税が滞っている。今すぐ支払わないと預金を封鎖する」などと脅して特定の口座に振り込ませたりといった手口に注意してください。

 高齢者をターゲットにしていることが多いので、家族や親戚にも注意を呼び掛けると良いでしょう。国税庁や税務署の職員がATMの操作を求めたり、国税の納付のために金融機関の口座を指定して振り込ませたりすることはありません。

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