ハンマーで打撃を連続的に加えることで、ネジを強く回せるのがインパクトドライバー。締めるのに力が必要な長いネジを扱う場合や、硬い材料にネジ止めしたいとき、そして、固着して回せなくなったネジを外したいときなどに活躍してくれます。
安い物なら5000円くらいから購入できますが、パワーが足りない、軸ブレが大きい、回転速度が高い/低い、重たい、ヘッドサイズが大きく狭い場所で使いにくいなど、使い続けていくと不満を感じる部分もあります。
プロが使うような高価な製品は手を出しにくいですが、この違いが作業効率や使い勝手、疲労、工作精度に影響してくるだけに、快適に使いたいと考えているなら、妥協せずにいい工具を選びたいところ。
そんな使いやすいインパクトドライバーとして気になっていたのが、パナソニックの「EZ1PD1」(実売価格2万2150円)です。
小型でもトルクや回転数の高いブラシレスモーターと、コンパクトなハンマー機構の採用により、奥行き約98mmというコンパクトなヘッドを実現。短かめのビットと組み合わせれば、狭い場所でもアタッチメントなしで作業できるという、使い勝手の良さが魅力のモデルです。
今回、このEZ1PD1とバッテリーの「EZ9L54」(実売価格1万7950円)を借りて、試してみました。ちなみに、バッテリーは前回紹介した工事用ライト「EZ37C6X」と共通で使えます。
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