週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

「Copilot」を活用する②

【活用提案】画像生成や音楽生成、文章要約など「Copilot」の便利機能をiPadで楽しく使おう

2024年09月19日 13時00分更新

プラグインでCopilotの機能を拡張する

 Copilotには、機能を拡張する「プラグイン」が用意されているのも特徴。プラグインとは、標準では利用できない機能を追加するもので、その機能に基づいた回答を生成できるようになる。現在、Copilotには8種類のプラグインが提供されており、同時に3つまで選択できる。ただ、現在、日本で効果的に使えるプラグインは、「検索」と「Suno」だ。

 「検索」プラグインは、回答を生成する際のWeb検索を強化するプラグイン。有効にすると、ニュースやショッピングなどの検索が強化され、必要な情報を取り入れた回答が生成されやすくなる。

 「Suno」プラグインは、音楽生成AIであるSunoを使って作曲できるようになる。エンタメ要素の強いプラグインだが、クオリティが高く、ネタを振るような指示でも難なく作ってくれる。iPadはみんなで使っても楽しいデバイスなので、このプラグインで曲を披露すると盛り上がるだろう。

 プラグインを使うには、Copilotのホーム画面からプラグインページを開き、必要なプラグインのスイッチをオンにする。先ほども述べたが、同時に使えるのは3つまでだ。また、プラグインの中にはアメリカ専用のものもあるので注意しよう。

プラグインを有効にするには、Copilotのホーム画面右上にある「…」→「プラグイン」をタップ。利用するプラグインのスイッチをオンにする。

 プラグインを有効にしたら、いつもどおりにプロンプトを入力すればいい。「Suno」を使う場合は、作りたい曲のイメージを入力して送信する。「曲を作る」ということが伝わると、回答を生成するときにそのプラグインのアイコン(ここではSuno)が表示される。

作りたい曲のイメージを入力し、「曲を作ってください」といった指示を含めて紙飛行機アイコンをタップする。「Suno」プラグインが使われると、回答生成中にプラグイン(Suno)のアイコンが表示される。

 しばらくすると、指定したプロンプトに沿った楽曲が生成される。なお、「Suno」で作成した曲も、生成画像と同様に商用利用(作った曲の販売など)はできない。あくまで私的利用に限られる点に注意しよう。

「Suno」で曲を作った場合、歌詞とイメージ画像が表示される。画像の上にある「再生」をタップすれば、作った曲を聴くことができる。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事