台湾のスシロー・すき家・モスバーガーの海外限定メニューとは!
日本フードチェーン店の海外限定メニューを台湾で探してみた
6月3日〜6月7日の期間、コンピューター関連機器の総合展示会「COMPUTEX TAIPEI 2024」の取材のため、台湾・台北市に行っていました。
アスキーでは本イベントの特集が組まれており、出展企業のブースや最先端のPCパーツ・周辺機器を紹介しているので、そちらもチェックしていただければと思いますが……
「COMPUTEX 2024」の取材と並行して台湾の異文化も伝えたいと思い、期間中にあることを調査していました。
日本のフードチェーン店に海外限定メニューがあるかどうかです。
海外に出店する日本フードチェーン店には、独自の限定メニューがあると聞いて、期間中さまざまな日本フードチェーン店に行ってきました。では、どんな独自メニューがあるのでしょうか?
今回は、スシロー・すき家・モスバーガーに日本では味わえない限定メニューがあったので紹介します。
台湾で美味いマンゴーのかき氷が食べられる「スシロー」
台湾のスシローでは「マンゴーかき氷」を販売しています。
台湾のマンゴーは初夏(5月〜7月)頃に旬を迎え、筆者が滞在した期間には、街中で見かけた青果店の多くが分かりやすい位置にマンゴーを置いていました。マンゴーかき氷は、専門店があるほど台湾で人気の食べ物みたいです。
こちらがマンゴーかき氷こと「マンゴースノーフレーク氷」(110元・およそ535円)。オレンジに染まったマンゴー味の氷は、口に含むとすぐに溶けてなくなるふわふわ感。それでいて、普通の氷にある歯に沁みるような冷たさを感じないので、ぱくぱく食べられます!
マンゴーは甘く、とろけるような食感で、バニラアイスクリームと絡み合って濃厚な味わいでした。
気になったのが透明の玉です。食べてみると、いくらのような面白い食感で、口の中でプチプチ弾けて果汁のような液体が溢れてきました。
もちろんまぐろやサーモンなど、定番の寿司も食べられます。
ニンニクが効いた青菜の炒め物がサイドメニューの「すき家」
台湾のすき家はサイドメニューの青菜の炒め物(空芯菜)が限定メニューのようです。
牛丼とセットで注文してみました。値段は大盛りで149元(およそ723円)。セットでこの価格なので、すき家は台湾でもコスパが良いですね!
気になる青菜の炒め物は、ニンニクがガツンと効いています。牛丼の味変の添え物かと思いきや、かなり主張してくる味なので、これだけでご飯1杯食べられるようなしっかりとしたおかずです。
メニューの一覧を見てみると、ほかにも「照燒鮭魚丼」なるメニューがあったり、日本のすき家で見なれない商品があります。逆に日本で販売している「まぐろたたき丼」がなかったり、ラインアップは異なりますね。
席に置かれるセットは紅しょうが、牛丼のタレ、唐辛子など変わらないです。紅しょうがは、もはや安心感を覚えるほどなじみのものでした。やっぱ牛丼にはこれがないと!
ライス推しの「モスバーガー」
台湾のモスバーガーは、パンのハンバーガーよりもライスバーガーをプッシュしているみたいで、メニュー表の上半分はライスバーガーのラインアップでした。
期間限定メニューもライスバーガーの商品が販売されていて、「豚角煮」のライスバーガーは「日本九州長崎料理」と銘を打っている商品です。こうした日本料理のライスバーガーは、台湾では期間限定で変わるがわる登場しているみたいですよ。
注文したのは「海洋珍珠堡」というかき揚げのライスバーガーのセット(185元・およそ899円)。ドリンクはお茶の種類がとにかく多かったのでレジでテンパりました(笑)。迷ったら好きな果物の名前が付いたものを頼むのが一手だとおすすめします。
かき揚げのライスバーガーは、大粒の海老と野菜のかき揚げが食べ応え良く、甘辛のタレがご飯とかき揚げのどちらにも染み込んで味がしっかりしています。
バンズには、白米と玄米がミックスしたライス。日本のお米とは違う味がしましたが、これはもまた美味しいです。
日本フードチェーン店は、台湾でも同じようなラインアップで定番メニューを展開していますが、その中にも独自で展開するメニューがあり、デザートやサイドメニューにも台湾ならではの商品が見られました。
海外に滞在する期間、日本の食べ物が恋しくなったら、どこにあっても変わらない味わいを提供する日本フードチェーン店は安心感があります。加えて独自のメニューがあるのなら、その土地ならではの美味しさを楽しむのもおすすめです。
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