Insta360 Japanは、6月13日に小型カメラGOシリーズの最新モデル「Insta360 GO 3S」を発表した。GOシリーズのサイズはそのままに、4K解像度やインターバル動画撮影が可能になり、防水機能も水深10mまでに強化した。
GOシリーズは親指サイズの超小型カメラで、磁石などでシャツやキャップに取り付けて撮影できるほか、「アクションポッド」に装着すれば、回転型ディスプレー付きのアクションカメラとなるのが特徴で、各種の周辺機器も魅力となっている。
GO3Sは、内蔵メモリーで64GBと128GBの2モデルあり、カメラ単体では3万6800円と4万1800円となる。ボディーカラーはアークティックホワイトとミッドナイトブラックの2色だ。
アクションポッド、磁気ペンダント、簡易クリップ、ピボットスタンド、レンズガードが同梱された「通常版」は6万1800円と6万5800円で、すべて6月13日に発売となった。
プロセッサー強化で4K動画撮影可能に
2.7Kで最大100fpsのスローモーションも
GO3Sのカメラ部は前モデル「GO3」の2560×2560ドット、焦点距離11mmF2.2から、4000×3000ドット、16mmF2.8となった。CPU演算能力が50%向上、新しい広角レンズを搭載し、動画は最高で4K30fps撮影が可能になった。GO 3の2.7Kに比べて2倍の画素数を実現している。
カメラ部のサイズは25.6×54.4×24.8mmで39.1g、アクションポッドは63.5×47.6×29.5mmで96.3g。バッテリーはカメラ部に310mAh、アクションポッドには1270mAh内蔵しており、録画時間はカメラ部が38分、アクションポッドに装着時は140分となる。
静止画は写真、HDR写真、インターバル写真、スターラプスが撮影可能で、ムービーは動画、 FreeFrame 動画、 タイムラプス、タイムシフト、スローモーション、プリ録画、ループ録画、インターバル動画が可能。Dolby Vision対応でHDR技術により、ダイナミックレンジが拡大し、ディテールが向上。また、1080pで最大200fps、2.7Kで最大100fpsで非常に滑らかなスローモーション映像を撮影できる。
新しく搭載した「インターバル動画モード」を使用すると、撮影頻度と各クリップの長さを設定するだけで、自動的に電源が入り、一連のクリップを撮影する。カメラに触れることなく、一日中の瞬間やアクティビティを捉えることができる。
また、インスタントアプリプレビュー(iOSのみ対応)をオンにすると、撮影が終了したときにスマートフォンに通知が送信され、タップして開くだけで編集を開始できる。
更にInsta360アプリの自動編集機能を使用すれば、AIがクリップを音楽に合わせて1つの壮大な動画に仕上げてくれる。
アクションポッド自体はGO3と変わらず、GO3Sのハウジング、リモコン、バッテリーとして機能する。アクションポッドに入れてカメラを撮影する場合でも、別々にマウントする場合でも、2.2インチのフリップ式タッチスクリーンでショットをプレビュー可能。磁気マウントシステムを採用し、カメラとアクションポッドの両方に適合するため、同じアクセサリーを使用できる。
アクセサリーもアップグレードが行われ、「磁気ペンダント」は熱放性を改良し、簡単な一人称視点が撮影できる。「簡易クリップ」は磁気強度が改善され、磁気ペンダントに取り付けることで、よりカスタマイズされた角度を実現することができる。
「ピボットスタンド」はどこにでも貼り付けでき、ユニークな角度から撮影可能。カバーとベースを一緒に保つためのアタッチメントも付属する。「レンズガード」はより良い画質を実現する新しい曲線デザインを採用した。
新登場の「クイックリーダー」はカメラを充電しながら映像をmicroSDカードに迅速にバックアップできる。また、ファイルをダウンロードすることなく、スマートフォンで直接編集もできる。
インターフェースはアクションポッドにUSB2.0のType-Cを搭載。無線機能はBluetoothとWi-Fiで、内蔵メモリーは62GBと128GB。
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