週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

「ChatGPT」を活用する③

【活用提案】iPadで「ChatGPT」の有料プランを利用するときに知っておきたいポイントはこれ!

2024年09月07日 13時00分更新

特定の目的に応じたチャットボットが使える「GPTs」

 ChatGPTの使い勝手を大きく向上させるのが「GPTs」だ。これは、「ChatGPT」アプリをカスタマイズして、オリジナルのチャットボットを作る機能のこと。特定の目的に応じたチャットボットを開発・利用できるようになるので、より効率的にChatGPTを活用できる。

 世界中のユーザーが作成したGPTsを公開しているのが、OpenAIの「GPT Store」だ。ここには、ありとあらゆる目的のGPTsが揃っている。例えば、ビジネス向けだとプレゼン制作やマーケティングコピーの生成を支援するものなどがある。さらに、投資関連のアドバイスを行うもの、ロゴを作成するものなど、あらゆるジャンルのGPTsを入手できる。

 GPTsの利用だけなら無料プランにも開放されているが、無料プランだと利用制限が存在する。実際に使ってみて利用制限がストレスに感じる場合は、有料プランへ移行したほうがいいだろう。

目的に合ったGPTsを入手して質問してみよう

 それでは、利用目的に合ったGPTsを探して、実際に使ってみよう。まず、サイドバーにある「GPTを探す」を開くと、公開されているGPTsが一覧表示される。現在はすべて無料だが、将来的には有料になるものも出てくる予定だ。

 この画面で、利用目的のキーワードを入力してGPTsを検索する。イラストを作成するなら「イラスト」、日本株の分析を行いたいなら「日本株」といった感じだ。あとは、検索結果から使ってみたいGPTsをタップしてチャットを開始する。

サイドバーの「GPTを探す」をタップ。現在人気のGPTsが表示されるので、ここからGPTsを探してみてもいいだろう。

GPTsを検索する場合は、検索ボックスをタップしてキーワードを入力する。検索でヒットしたGPTsが表示されるので、使ってみたいものをタップ。GPTsの詳細を確認し、利用するなら「チャットを開始する」をタップする。

 以降の使い方は、普段のChatGPTと同様で、聞きたいことを質問すれば、回答が返ってくる。しかも、通常のChatGPTと異なり、専門性の高い回答が得られるのがGPTsを利用するメリットといえる。

質問したいプロンプトを入力して送信する。すると、その専門分野に特化して回答が返ってくる。使い方自体は、普段のChatGPTと同様だ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事