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最新世代QD-OLED採用の4K解像度で240Hz駆動、0.03msの応答速度を実現

一度画面を見たら液晶では満足できなくなる…究極のゲーミングディスプレー「MPG 321URX QD-OLED」のヤバさをレビュー

2024年06月18日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 また、あえて画面サイズを24.5インチと27インチに表示する機能も用意されている(後述するファームウェアのバージョンアップで対応)。プロゲーマーでは視線の動きが少なくて済む24インチクラスのディスプレーを利用する人も多く、ゲームに合わせて切り替えるというのもありだ。

OSDメニューから、表示サイズを変えられる。写真は27インチ表示

こちらは24.5インチ表示

究極のゲーミング環境を求めるなら

 とにかく発色がよくて色鮮やか、それでいて高速リフレッシュレートに高速応答速度という組み合わせは神でしかない。4K解像度で作業利用域も色域も広く、ゲームに限らずクリエイティブな作業にもうってつけ。プライベートで映像作品を堪能するにも適している。調整機構も充実しているので、自分の作業スタイルに合わせて設置できるはずだ。

 なお、5月6日にファームウェアのバージョンアップが公開され、以下のような機能の修正と追加が行なわれている。もしすでに購入済みであれば、サイトからダウンロードして適応しよう。

●DSCのオン/オフが可能になり、「DLDSR」と「DSR」が使用可能
●画面表示サイズの変更が可能となり24.5インチと27インチが指定できる
●画面プリセットがSDR時とHDR時のそれぞれで保存可能に
●OSDメニューのマルチ言語表記を修正
●Adaptive-Sync有効時の画面のチラつきを修正
●OSDメニューに電源ランプのオン/オフを追加
●入力遅延と表示遅延を最適化
●Adaptive-Sync切り替え後の異常暗転表示を修正
●任意でパネルプロテクトを実施した場合は、終了後に強制的に電源が切れなくなった

 実売価格は19万5000円前後。ちょっとしたノートPC並のお値段だが、価格に見合った性能と機能を備えており、究極のゲーミング環境を構築したいのなら、本製品を検討してほしい。

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