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「ChatGPT」を活用する①

【活用提案】人気の生成AI「ChatGPT」をiPadで使いこなすための基本をマスターしよう

2024年09月05日 13時00分更新

不要な会話は削除して整理しておこう

 会話が増えてくると、不要なものも出てくるだろう。会話は一列に並んでいるため、不要なものが混ざっていると目的のものを探しにくくなる。そのため、不要なものはこまめに削除するなど、適宜整理しておくといいだろう。削除する場合も、不要な履歴名を長押ししてメニューから選べばいい。なお、削除した会話は復元できないので注意しよう。

サイドバーで削除する会話名を長押しして「削除」をタップ。確認のメッセージで「削除する」をタップすると削除される。なお、削除した会話は復元できない。

回答をコピーしてほかのアプリへの貼り付けもOK

 iPadでChatGPTを使う場面としては、作業中に何かを調べたいときや、文章を考えてほしいときなどが多いだろう。すると、ChatGPTからの回答を、現在作業しているアプリで使いたいこともあるはずだ。こんなときは、回答をコピーして貼り付ければいい。

 回答をコピーする場合は、回答を長押しして表示されるメニューから行う。全文をコピーする場合は、メニュー項目の中にある「コピーする」をタップするだけでOK。だが、回答の一部分をコピーしたい場合は、ちょっと一手間が必要になる。

回答の上を長押しすると、メニューが表示される。その中の「コピーする」をタップすると、回答文がすべてコピーされる。

回答の一部分をコピーしたい場合は、メニューの「テキストを選択」をタップする。

テキストの選択画面が表示されるので、範囲を選択する。あとは、表示されるメニューの「コピー」をタップすればコピーできる。

 また、iPadはマルチタスクで作業をできるのが強みなので、「ChatGPT」アプリと別のアプリを同時に起動し、選択したテキストをドラッグ&ドロップでコピーすることも可能だ。この方法なら、いちいちアプリを切り替える必要がないので、もっと効率よく作業を進められるだろう。

テキストを選択したら、データを渡したいアプリのウィンドウにドラッグする。なお、この画面は「Slide Over」で表示しているウィンドウにドラッグしているが、「Split View」や「ステージマネージャ」でも同様の操作が可能だ。

挿入したい場所でドロップすると、選択したテキストが受け渡される。いちいちコピペする手間が省けて便利だ。

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