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X870もCAMM2もどんとこい! ASRock、COMPUTEXで「Taich」シリーズの拡充を発表

2024年06月05日 18時30分更新

ASRockのChris Lee氏と「X870E Taich」

 ASRockはCOMPUTEX TAIPEI 2024のメディア向け発表会で、Ryzen 9000シリーズに対応する最新チップセットX870を搭載した「X870E Taichi」などマザーボードの新製品を発表した。

Taichiは4モデルで展開
「CAMM2」対応マザーボードも!

4モデルで展開するTaichiシリーズ

 同社の人気シリーズ「Taich」は「Taichi」「Taichi LITE」「Taichi OCF」「Taichi AQUA」の4モデルで展開される。AMDのRyzen 9000シリーズ、インテルの次世代CPU「Arrow Lake」にそれぞれ対応する。

フラグシップモデル「X870E Taichi」

 AMD X870Eチップセット搭載のフラグシップモデル「X870E Taichi」は、110A Smart Power Stage(SPS)を使用した27フェーズの電源を採用。PCI Express(PCIe) 5.0 x16スロットを2基、4基のM.2スロット(うち1基がPCIe 5.0対応)を搭載している。

USB 4×2や5GbE LANを備える「X870E Taichi」。Wi-Fi 7にも対応

Taich OCF CAMM2の「EZ Release」

 また、マザーボード本体の新機構として「EZ Release」を新たに搭載、横に引くだけでグラフィックボードの固定を解除し、簡単に取り外せる。Taich、Taich OCF、Taich AQUA、Phantom Gamingシリーズの「NOVA」に採用されている。

「X870E Taichi LITE」のツールレスデザインのM.2ヒートシンク

 「Z790 NOVA WiFi」で採用されていたツールレスデザインのM.2ヒートシンクも採用。こちらは、TaichシリーズやPhantom Gamingシリーズ、Steel Legendなどに搭載する。

「Taich OCF CAMM2」

 次世代のメモリー規格「CAMM2」をサポートするマザーボードが「Taichi OCF CAMM2」だ。インテルの新CPUの開発コード「Arrow Lake」に対応し、110A SPSの電源、6基のM.2スロット(うち1基がPCIe 5.0対応)を備える。

薄型が特徴のCAMM2ソケット

AMDにも広がる「NOVA」
そのほか注目のマザーボード

3モデルで展開するPhantom Gamingブランド

AMD版のNOVA「X870E NOVA WIFI」

 ゲーム向けマザーボードのPhantom GamingからフラグシップモデルとしてAMD CPU向け「X870E NOVA WIFI」とインテルCPU向け「NOVA WIFI」も発表。昨年登場したばかりのNOVAブランドが早くも最新のAMDチップセットに対応して登場した。

「Taichi AQUA」

最大480Hzに対応した
OLEDのゲーミングディスプレー

 マザーボード以外にもPhantom Gamingブランドからゲーミングディスプレーが登場する。OLEDのゲーミングディスプレーのフラグシップ「PG032UFS2B」はUHDで240Hzのリフレッシュレートを発揮する。

「PG032UFS2B」

 また、ディスプレーモードを変更することで、フルHDで最大480Hzのリフレッシュレートに対応する。

最大520Hzのリフレッシュレートに対応する「PG27FFX2A」

 そのほか、最大520Hzのリフレッシュレートに対応する「PG27FFX2A」なども発表された。

ワークステーション向けRadeonもお披露目

 また、ワークステーション向けのRadeonも発表。「AMD RADEON RX 7900 XTX WS 24GB」は24GB GDDR6を備え、12VHPWRの16ピンで接続する。

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