これは待ち遠しい! インテルの次世代CPU「Lunar Lake」はモバイル向けなのにゲームとAI処理が得意
最大60%のバッテリー性能向上を実現
Thunderbolt Shareもサポート
NPU 4の搭載とあわせて、Lunar Lakeの最大の特徴といえるのが、最大32GBまでのメモリーもあわせてパッケージングされたSoMを採用していること。このパッケージング化により、電力消費量は最大40%も削減。
加えて統合された新しい電力供給コントローラーやスレッド・ディレクター、メモリ・サイド・キャッシュ、改良されたEコア・クラスタなどの組み合わせにより、実際のPCとしての利用時でも最大60%のバッテリー性能向上がみられるとのこと。スタミナ十分のモバイルPCの登場に期待が持てる。
そのほかWi-Fi 7.0やBluetooth 5.4、PCIe Gen5およびPCIe Gen4ポート、そしてThunderbolt 4にも対応している。ちなみに5月に発表されたPC同士をケーブルで接続して、1台のPCで両機のコントロールやファイルのやりとりが可能となるThunderbolt Share(サンダーボルトシェア)にも対応している。
効率の良いCPUパッケージに加えて、高いGPUとNPU、さらに長時間使用を実現できるメモリーのパッケージ化と電力コントロール機能を搭載した「Lunar Lake」。今年後半に搭載されたPCが登場する予定だが、WindowsのモバイルPCが、数ステップ進化した製品するきっかけとなりそうなプロセッサーと言えそうだ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります