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これは待ち遠しい! インテルの次世代CPU「Lunar Lake」はモバイル向けなのにゲームとAI処理が得意

2024年06月04日 12時00分更新

最大60%のバッテリー性能向上を実現
Thunderbolt Shareもサポート

 NPU 4の搭載とあわせて、Lunar Lakeの最大の特徴といえるのが、最大32GBまでのメモリーもあわせてパッケージングされたSoMを採用していること。このパッケージング化により、電力消費量は最大40%も削減。

 加えて統合された新しい電力供給コントローラーやスレッド・ディレクター、メモリ・サイド・キャッシュ、改良されたEコア・クラスタなどの組み合わせにより、実際のPCとしての利用時でも最大60%のバッテリー性能向上がみられるとのこと。スタミナ十分のモバイルPCの登場に期待が持てる。

メモリーもあわせてパッケージングし、電力消費を大幅に抑えている

 そのほかWi-Fi 7.0やBluetooth 5.4、PCIe Gen5およびPCIe Gen4ポート、そしてThunderbolt 4にも対応している。ちなみに5月に発表されたPC同士をケーブルで接続して、1台のPCで両機のコントロールやファイルのやりとりが可能となるThunderbolt Share(サンダーボルトシェア)にも対応している。

Wi-Fi 7.0やBluetooth 5.4をサポートしている

 効率の良いCPUパッケージに加えて、高いGPUとNPU、さらに長時間使用を実現できるメモリーのパッケージ化と電力コントロール機能を搭載した「Lunar Lake」。今年後半に搭載されたPCが登場する予定だが、WindowsのモバイルPCが、数ステップ進化した製品するきっかけとなりそうなプロセッサーと言えそうだ。

テスト機に搭載されたLunar Lake

関連して開催されたACERのイベントではLunar Lake搭載機を展示

プロセッサー名はダミーになっていた

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