Xの代替ではない“異なる場所”が出現したという感覚
まつもと 大学でも仕事をしている私の例で言うと、有料化したSlackの代替サービスになるかなとDiscordを試してみたところ、学生がズラリとアクティブになっていてびっくりしました。
小川 (笑)
まつもと Slackは全然使ってくれなかったのに……。
小川 Discordだと積極的に話してくれる、と。
まつもと はい。ついでにどんなゲームをしているかも丸わかり、みたいな。現在はそういう雰囲気ですけれど、小川さんが驚いたタイミングはもっと前ですよね。それが今では9万人が『陰実』のDiscordに参加しています。
なお、Xの変化は直接影響しなかったということですけれど、仕様変更前はゲームの告知って結構Xが中心だったと思います。現在は、その中心が変わったのか、それともXとは異なる場ができたのか、どういう捉え方なのでしょう?
小川 我々としてはもう完全に“異なる場ができた”ですね。Xは今でも最重要視しています。
まつもと では、異なる場とおっしゃったDiscordを、どのようなコンセプトで運営されているのかうかがいたいです。
〈後編は明日公開〉
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります