最新環境でゲーミングパフォーマンスをチェック
DirectX 11ベースでは奮闘
ここからは、Radeon RX 6500 XT 8GBのゲーミングパフォーマンスの確認に進んでいこう。まずは定番ベンチマークの「3DMark」を行ってみた。テストプリセットは「Time Spy」「Fire Strike」「Solar Bay」の3種類を選んだ。
当然、ミドルロークラスのGeForce RTX 3050 8GBには届かず、いま主流のDirectX 12ベースとなるTime Spyでスコア、平均フレームレートともに2割程度ダウンしているが、DirectX 11ベースのFire Strikeでは差がかなり縮まっている。
Vulkan APIとGPUのハードウェアレイトレーシングを使ってテストするSolar Bayでは、RTX 3050 8GBから大きく離されているが、テスト中のフレームレートは、3つのセッションいずれも60fpsを超えていた。
続いては「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」を試してみた。テストはフルHD解像度で、画質は「最高品質」「高品質(デスクトップPC)」「標準品質(デスクトップPC)」を選択している。また、黄金のレガシーからは、アップスケーリング技術「AMD FSR」と「NVIDIA DLSS」に対応予定になっている。ここでは、RX 6500 XT 8GBはAMD FSR、RTX 3050 8GBはDLSSを選択している。
RX 6500 XT 8GBは、”非常に快適”指標こそ逃したが、「標準品質(デスクトップPC)」で”とても快適”、「高品質(デスクトップPC)」でも”快適”を獲得している。フレームレートも、「高品質(デスクトップPC)」では、最小フレームレートが60fpsを下回っているが、平均は69.71fpsと、充分「ファイナルファンタジーXIV」を楽しめる結果になっている。
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