山根博士のグロスマレビュー
カメラスマホ「nubia Z60 Ultra」は35mmカメラで歪まず撮影が楽しい
低価格な折りたたみスマートフォン「nubia Flip 5G」を日本で展開しているnubiaブランドのスマートフォンは、ZTEのハイエンドブランドとして海外では高性能カメラモデルも展開している。今回紹介する「nubia Z60 Ultra」は35mmカメラや背面デザインに特徴のあるフラッグシップモデルだ。
カメラを強く意識した本体デザインに画面内インカメラ
nubia Z60 UltraはチップセットにSnapdragon 8 Gen 3を搭載するハイスペックなスマートフォンだ。本体サイズは約76.4×164×8.8mm、重さは256g。ディスプレーは6.8型(2480×1116ドット)、120Hz駆動を搭載する。フロントカメラは1200万画素でディスプレー内に埋め込まれたUDC(アンダーディスプレーカメラ)タイプだ。
背面はカメラを思わせるようなシックな色合いで、ざらつきのあるように見えるが表面は平滑感を高めた仕上げだ。メインカメラのベゼルはnubiaのコーポレートカラーであるレッドで縁どられている。カメラは5000万画素の広角と超広角、6400万画素の85mm望遠という組み合わせだ。バッテリーは6000mAhと大型で80Wの急速充電にも対応する。
本体は角を立てたエッジのあるスクエアな形状だ。赤いボタンは電源ボタンであり、その下にはカスタマイズ可能なスライドキーを備える。カメラなどよく使うアプリケーションを登録することが可能だ。本体下部のSIMカードスロットやUSB Type-C端子などはオーソドックスな位置に配置されている。
UDCは一見しただけではカメラの存在がまったく見えない。これにより6.8型のディスプレー全域を表示エリアとして使えるわけだ。写真撮影後のプレビューや動画視聴、ゲームプレイ中などあらゆるシーンで画面を遮る邪魔なノッチなどがないのは使っていて心地よい。
また、背面仕上げをよりカメラ風にした「nubia Z60 Ultra Photographer Edition」も販売されている。表面を革風のデザインとし、さらに上部側をシルバーのツートンカラーにしたことでアナログカメラ風のレトロなデザインにまとめた。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります