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AIメガネ「Frame」全世界で発売 開発者パートナープログラムも開始

2024年05月23日 12時00分更新

Frame

 Brilliant Labsは5月16日、AI統合オープンソースメガネ「Frame」の全世界での発売・出荷を発表した。同時に、全世界の開発者に向けたパートナー・プログラムを開始した。

 Frameは、マルチモーダルAIアシスタント「Noa」を搭載し、リアルタイムの視覚処理、新規画像生成、リアルタイム音声認識および翻訳などの機能が使えるAIメガネ。ナイロンプラスチック製、重さは39gと軽量で、標準的な眼鏡同様に一日中着用しても違和感の無い製品だ。

 本製品は、周囲の情報を正確にキャプチャーし、低電力のカメラをAIの解釈のために使用している。捉えた情報は高解像度のディスプレーに付加する。そのほか「リアルタイムインターネット検索」や「高性能マイク」などの機能を搭載する。

 6月までの期間限定で、予約販売価格349米ドル(税別)で提供。カラーはスモーキーブラック、クールグレー、H2O(エイチ・ツー・オー)の3色。製品情報と注文についてはこちら

Frame

 また、本製品の発売・出荷の拡大と同時に、同社は開発者パートナー・プログラムを開始した。現在は8000人以上の開発者が、BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)、記憶拡張、ロボット工学など多岐にわたるAIアプリケーションの開発に取り組んでいるという。

 開発者は本製品を使用しながら、より創造的なAIアプリケーションを構築できる。AIアシスタントのNoaがユーザーの質問や興味に基づいて情報を提供したり、ドキュメント・オープンソースのコードベース・ハードウェアの回路図にアクセスしたりできる。

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 Brilliant Labs共同創設者兼CEO Bobak Tavangar氏は、「Frameが世界中の開発者に届くことを嬉しく思う。これはAIデバイスとして理想的なフォームファクターであり、利用者が自由に動きながら世界と対話できるようにしてくれる」と、本製品の特徴をコメントした。

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