X-360Q(JN-27IPS360WQHDR-HSP)をレビュー
360Hz・WQHDの27型ゲーミングディスプレーが9万円台! KVMも90W給電も使えてお得感大
液晶ディスプレーを購入する際、重要になるポイントは人によるが、ゲーミング用途においては「高リフレッシュレート」に重きを置く人が多い。実際、リフレッシュレートが140Hzや165Hzに対応するモデルは、従来の60Hzや75Hzのモデルに比べて人気を集めている。
一方で、高リフレッシュレート対応モデルは、解像度がフルHD(1920×1080ドット)までしかサポートしていないものが多い。高解像度モデルになると、その選択肢はかなり狭まり、当然価格もそれ相応に高くなる。
そんな市場の中、ひと際注目を浴びている機種がある。それは、JAPANNEXTが発売した27型ゲーミングディスプレー、「X-360Q」(型番:JN-27IPS360WQHDR-HSP)だ。
360Hzの超高リフレッシュレートで、解像度はWQHD(2560×1440ドット)をサポート。他社なら12万円以上は当たり前というクラスだが、なんと直販価格は10万9800円。ネットショップなら9万円台のお店もちらほらあるという、破格っぷりだ。
液晶パネルはULTRA FAST IPS、応答速度は1ms!
X-360Qは27型のWQHD液晶ディスプレーで、光沢のないノングレアタイプ。駆動方式はULTRA FAST IPSを採用している。ULTRA FAST IPSは、従来のIPSよりも高速応答かつ広色域な点が特徴だ。
X-360Qの応答速度は、オーバードライブ時でMPRT・GTGともに1msとかなり高速。なお、MPRT 1msは、リフレッシュレートが100Hz以上で使用した時に有効になる点は覚えておきたい。
また、sRGBのカバー率は100%、DCI-P3のカバー率は95%と、色再現性もかなり高い。Fast IPS Blackパネルという、黒色を美麗に描画できるものを採用しているとのことだ。
コントラスト比は1000:1で、輝度は500cd/m2と高め。HDR 10に対応しており、画質は申し分ない。視野角もIPSらしく、水平・垂直ともに178度と広めだ。
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