ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。「みんなの食卓でありたい♪」でおなじみの松屋は、牛めしチェーンの中でも入れ替わりの新メニューをバンバン出しているので、訪れるたびに選ぶ楽しさがあります。
「シュクメルリ」など、ちょっと変わった海外インスプレーションのメニューもよく話題になっていますね。今回登場したメニューもずいぶん変わり種。しかも、辛いです。
アルゼンチン風「チミチュリソースハンバーグ定」
松屋は「チミチュリソースハンバーグ定食」を5月21日に販売開始しました。
「チミチュリソース」って耳にしたことないですが、いったいなんなのでしょう?
なんでも、チミチュリソース(Chimicurri Sauce)は、アルゼンチン発祥の南米ではポピュラーなソースだそうです。肉料理を何倍もおいしくする「魔法のソース」とも言われているんだとか。
松屋では今回「世界紀行シリーズ」新作として、このアルゼンチン発祥のチミチュリソース風の味付けでハンバーグを提供。
海外グルメから着想を得た「世界紀行シリーズ」は今回第10弾らしいです。過去には、冒頭に書いたジョージアの料理をモチーフにした「シュクメルリ風ハンバーグ」、最近だとポーランド風「ミエロニィハンバーグ」などありましたが、松屋の国際意識が進んでいる……と言っていいのかな!?
食べてみてびっくり!これ、激辛ソースです
では、「チミチュリソースハンバーグ定食」を食べてみます。
ところで、“チミチュリソース”って名前、早口言葉みたい。店員さんに口頭でオーダーするタイプのお店だったら、上手に言う自信がなくてメニューを指さしてごまかしちゃいそう。
でも、松屋は食券制。そのあたりもよく考えられている……、うん。
卓上に登場して、まず「赤くないか?」と、驚きました。チミチュリソースハンバーグ、思った以上に赤いです。ラー油とかに近い、油の赤さに見えますね。
南米発祥のチミチュリソースは、パセリの鮮やかな緑色と、爽やかな酸味、青唐辛子のピリッとした辛味が特徴だそうです。
松屋では、爽やかなトマトの酸味に玉ねぎ、にんにく、鋭さのある辛さをアクセントに仕上げているそう。
ハンバーグは鉄板で焼き上げる、松屋のいつものハンバーグ。
玉ねぎを細かく刻んでいて、具材のゴロゴロ感があります。はたして味は……。
ひとくち食べてびっくり。辛いです。これ辛い!!
しかも、食べた瞬間に辛いだけではなく、辛さが後を引く。え、え、え。ハンバーグでこんな辛いソースありなの?
商品説明をあらためてふりかえってみると「青唐辛子のピリッとした辛味」「鋭さのある辛さ」など確かにありますね。なるほど、“激辛”とまでの説明はなかったで軽くみてたのですが、人によってはかなり刺激的に感じる辛さです。
辛さの種類はサルサ系のソースを想像してみてください。トマトが使われているので酸味もあります。そこに、青唐辛子のキリキリした辛さがのってきます。
青唐辛子というと、唐辛子の種類としてはハラペーニョが有名ですが、確かに、近い味わいだなと思ったのは、モスバーガーの「スパイシーモスバーガー」です。
辛い……。のに、辛いだけではなくてニンニクや旨みもきいているので、ちゃんとご飯に合います!
私は辛いのが好きなので、かなりハマる味でした。チミチュリソースは、“魔法のソース”と言われるだけあって、お肉のおいしさをちゃんと引き立ててくれています。辛さが独り歩きするのではなく、ハンバーグと一体感があり、他では味わったことない、辛いのにウマイハンバーグに仕上がっていました。
ですが、辛いのがそこまで得意ではない人はご注意ください。“チミチュリ”の不思議な言葉に惹かれて注文すると、まだ見ぬハンバーグの世界が広がっています。心の準備を!
チーズトッピングがあいそう
チミチュリソースハンバーグは今回頼んだオーソドックスな定食から、たまごやチーズをトッピングした「エッグチミチュリソースハンバーグ定食」「チーズチミチュリソースハンバーグ定食」も用意されていますよ。
トッピングがあったほうが辛さが和らぐでしょう。特に、チーズとの相性はよさそう!
▲「チミチュリソースハンバーグ定食」830円
▲「エッグチミチュリソースハンバーグ定食」880円
▲「チーズチミチュリソースハンバーグ定食」990円
※価格は税込み表記です。
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